aun61th
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2016.06.25
- なすびや
朝5時、『なすびや』の畑。艶やかな濃紫のナスが収穫を待っている。畑に立つのは海津市ではナス専業農家の先駆けの一人として就農した父の後を継ぐ、伊藤宗人さんと妻の里美さん。実に熱が入る前の朝一番に収穫するのが夫婦の日課だ。
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2016.06.25
- 杤本農園
名湯下呂温泉から車で約15分。四方を山に囲まれた小さな盆地に『杤本農園』はある。41年間、この地でトマトを作り続けてきた専業農家を継ぐ2代目の杤本達治さん。自分の育った故郷の魅力を伝えたいと、平成14年から観光客向けの「フルーツトマト狩り」を始めた。当時珍しかったトマト専門の観光農園は評判を呼び、今では毎夏約3千人が体験に訪れ、リピーターも多い。
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2016.06.25
- 暮らすファーム Sunpo
レタスやズッキーニ、コールラビが勢いよく葉を広げる。4年前、家族で加茂郡白川町の黒川地区へと移り住み、『暮らすファーム Sunpo』として有機農業を始めた児嶋健さんの畑。5歳の朔くんが、まだ細い春人参を畝からすっと抜いて土を払い、嬉しそうにかじりつく。「いつものおやつなんです」。2歳の旭くんを抱いた陽子さんが愉快そうに教えてくれた。
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2016.06.25
- クリンゲン
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2016.06.25
- 更科
昭和3年の創業以来、地元で親しまれてきた店。客の8割が注文するという名物「冷やしたぬき」は、多い日は800杯以上を売り上げる。
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2016.06.25
- 割烹 うおそう
5月11日は長良川の鮎漁解禁日。毎年この日を今か今かと待ち望む人がいる。『割烹うおそう』の2代目店主、辻克巳さんだ。「鮎でも地元長良川の鮎。中流域で育ったやつがいいね」と、鮎の話となると俄然熱を帯びる。もとは昭和21年頃より続く魚屋。
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2016.06.25
- 井深農園
「情熱のあるシェフを驚かせたいんですよ」。人差し指サイズの人参、紫と白の縞模様のナス、一人前の味がする大根の花…。井深宏昭さんは母の津喜子さんと、契約レストラン向けに60~70種類の珍しい野菜を有機栽培する。一作終わると根を抜いて発酵させ、米ぬかや牛糞などと一緒に蒔いて土を作る。「一生懸命土の中の菌を育てたら、あとは種を蒔いてがんばってとお願いするだけ」。力強く味の濃い野菜の誕生だ。
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2016.06.25
- 和らん
心や体の芯にまで届く充足感はこのことかと思い至る一品一品。大将の加藤和弘さんが情熱を持って食の豊かさをコースで表現する『和らん』。瀟洒な空間で妻の蘭さんが迎えてくれる。
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2016.06.25
- 岡田農園
高校卒業後、循環農法を提唱する大分県の赤峰農場へ。仲間と寮で暮らし、毎日、畑に立って百姓の基本を実践で学んだ岡田拓也さん。