岐阜市

昭和3年の創業以来、地元で親しまれてきた店。客の8割が注文するという名物「冷やしたぬき」は、多い日は800杯以上を売り上げる。

5月11日は長良川の鮎漁解禁日。毎年この日を今か今かと待ち望む人がいる。『割烹うおそう』の2代目店主、辻克巳さんだ。「鮎でも地元長良川の鮎。中流域で育ったやつがいいね」と、鮎の話となると俄然熱を帯びる。もとは昭和21年頃より続く魚屋。

心や体の芯にまで届く充足感はこのことかと思い至る一品一品。大将の加藤和弘さんが情熱を持って食の豊かさをコースで表現する『和らん』。瀟洒な空間で妻の蘭さんが迎えてくれる。

親子２代で営む居酒屋。店名に”魚料理と日本酒”と掲げるだけあり、ショーケースの中は寿司屋さながら。自らも蔵元へと出向く左党の2代目が選び抜いた銘酒は25種類以上がそろう。

岐阜城を頂く金華山を借景とした庭園の見事さに、感嘆の声が漏れる。『後楽荘』の一室からの眺めだ。

扉を開けると、ふわりと柔らかな香りが鼻をくすぐる。柳ケ瀬商店街の一角にあるアロマ商品の店『Blume.』。世界各国の厳しい有機認証を得た100％オーガニックのオイルのみを扱う。

住宅街に佇む『のむさんのシフォンケーキ』。テイクアウト専門だった店が、昨年8月、新たにカフェスペースを設け、評判のシフォンケーキがドリンクとともに気軽に味わえるようになった。

岐阜土産の筆頭に挙げられる「味噌松風」。岐阜で一番の老舗和菓子店『長崎屋本店』に代々伝わる一品だ。