岐阜市 柳ケ瀬周辺
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2015.12.25
- ロイヤル劇場
柳ケ瀬商店街の古いビル。『ロイヤル劇場』とあるレトロな電飾看板に導かれ4階へ上ると、昭和の映画を毎日フィルム上映する名画座がある。クラシカルな赤いシートに座り、暗闇の中に映像が現れた途端、心がずんと入り込む。
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2015.06.25
- 美殿屋漬物店
商店や飲食店が並ぶ美殿町商店街。その中に昭和の風情漂う『美殿屋漬物店』がある。「少なくとも創業100年は経っていますね」と穏やかに話す3代目の加藤実さん。祖父の代に小柳町に店を構え、戦後、この場所へ移転した。
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2015.06.25
- nuta
見落としそうなくらい小さな『nuta』の文字。2階へと続く細い階段の脇に、店の在り処を知らせるささやかな表札が掛かる。「“ものや nuta”が本当の名前。書いてないけど」。店主の峯田千景さんが小さく笑った。
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2015.03.25
- 清福
「水餃子一つ!」、「僕は酢豚セットね」。店内で注文が飛び交う中国料理店『清福』。客たちは運ばれてくる待望の一皿に、目を輝かせる。
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2014.12.25
- 丸デブ本店
「そばちょうだい」、「ワンタン、辛めね」。店内に飛び交う注文の声。柳ケ瀬商店街の西、“西柳ケ瀬”と呼ばれるエリア。人通りもまばらな通りの一角が、昼時になると少しだけにぎやかになる。『丸デブ本店』は、今日も盛況だ。
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2014.12.25
- RIDGE
旬の旨みが口の中で花開く牡蠣のソテー。続いてカリフォルニアの白ワインを。果実味とミネラル感、凛とした品に身を委ねていると、牡蠣とワインの余韻が増幅して広がった。えも言われぬ至福。「これがマリアージュです」。シェフの藤山さんとソムリエの柘植さんが頷いた。「食べ終えた後も、ワインによって料理の風味が継続するんです」。
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2014.09.25
- 一楽本店
昭和32年創業の『一楽本店』。12席のみの細長い店内で、「みそかつライス」を頬張る60代の客が一言。「変わらんねぇ」。3代目の山口一徳さんの頬がふわりと緩む。最高の褒め言葉だ。カラリと揚がった柔らかいもも肉のカツに、甘くさらりとした味噌が染みる看板の品。
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2013.09.25
- 金鯱山
柳ケ瀬商店街の一角。戸の上には瓦屋根が突出し、壁にはレンガが埋め込まれている。天守閣のようなこの店は、82歳の堀江国光さん、富子さん夫妻が60年間、守ってきた洋食店『金鯱山』だ。
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2013.06.17
- サフラン
背筋を伸ばし、年月を刻んだ扉を開けると、店長の角田考男さんが笑顔で迎えてくれる。創業45年。高度経済成長期やバブル崩壊時も岐阜の人々と共にあった『サフラン』。