確かな素材と製法で作る絶品パン『rustico』（岐阜市）

岐阜市に4店舗を構えるベーカリー『rustico』のモーニングが14時まで食べられるようになったそう！ある昼下がり、お腹を空かせて行ってきました！

家庭的で日常に寄り添うパンを届けたい

この日訪れたのは岐阜市福光西にある『rustico』本店。オーナーの林秀樹さんが目指しているのは「家庭的で毎日食べたくなるパン」。発酵バターや低温殺菌牛乳など選び抜いた素材を使い、徹底した温度管理の下で作るパンが多くの客を虜にしています。

扉を開けてまず目に入るのは、焼き立てのパンがずらりと並ぶショーケース。看板商品のフランスパンをはじめ、バタールやキッシュ、クロワッサンなど充実のラインアップです。

奥にはカフェスペースが併設されています。白と黒を基調としたシンプルモダンな空間は落ち着きがあり、ゆっくりと食事が楽しめそう！

お腹も心も満たされる幸せなプレート

私が選んだのは「スペシャルティブレンドコーヒー」と、ドリンク代のみで注文できる「試食盛り合わせプレート」。これを求めて来店されるお客様も多く、『rustico』は今ではモーニングの店としても親しまれています。「いろいろなパンを試食して店の味を知ってほしいという想いから始めたメニューなんです。11時半までだった提供時間を14時までに延長したことで、より多くの人に食べてもらえるようになってうれしいです」とスタッフの杉山恵未さん。朝はなかなか難しい…と思っていた方も、ランチでのんびり楽しめますね♪

今回はキッシュの枝豆コーンやナッツ食パン、リュスティックブルーベリーチーズなど、6種類ものパンがワンプレートに。湯気が出るほどしっかりリベイクされて出てきます。中でも私のお気に入りは、紅玉を使った「アップルパイ」。パイ生地のサクッとした食感や、リンゴのまろやかな酸味と甘みが楽しめて大満足です♪

こちらのコーヒーは、岐阜市福光東にある『山田珈琲』に焙煎を依頼しているという専用ブレンド。芳醇な香りと程よい酸味が心地よく、パンのお供にぴったりです！

今すぐにでも食べたいこだわりの一品

スタッフの杉山さんからおすすめの2種類を伺ったのでご紹介します。

まず1つ目はしっとりとした食感の「山型食パン」。コンフィチュールや蜂蜜、チーズなどのトッピングにも合うよう、甘さを抑えているのが特徴です。「発酵具合や水分量などを細かく調整することで、理想の味や香り、食感に近づけています」。トーストもおすすめと聞いたので持ち帰ってトースターで焼いてみると、外はサクッ、中はもちっとした食感に♪

2つ目は醍醐卵にベーコンの旨味だしやゴーダチーズを加えて作ったこだわりのキッシュ。その種類は現在5種類で、一番人気は「ベーコンポテト」だそう。「ジャガイモをオーブンで2時間かけて加熱した後に皮をむいて潰し、しっかりと下味をつけています。キッシュの中で一番手の込んだ商品かもしれません」。こんなに丁寧に作られていると知り、一口一口大切に味わいたいなと思いました。

「たくさんのパンの中からお気に入りを見つけてほしいです！おいしいなと思ったら、ぜひ買いに来てくださいね」とほほ笑む杉山さん。皆さんもモーニングやランチ、ブランチとして利用してみてください。

『rustico』の基本情報