『香吉 定食屋』で楽しむ本格中華料理(岐阜市)
肌寒い日が増え、ようやく冬らしくなってきましたね。今の時季に食べたくなる、ほかほかグルメを食べに、モーニングに行ってきました!
中国出身の店主が腕を振るう中華料理店
高富街道沿いにある『香吉(かよし) 定食屋』は、中国天津市出身の店主・趙永生(チョウ エイセイ)さんが営む中華料理店。餃子や炒飯、麻婆豆腐など本場の味が気軽に楽しめると地元客に評判です。
外観は黒を基調としたモダンテイストなのに対し、店内はオレンジカラーが印象的な温かみのある空間になっています。
扉の近くには薔薇花茶やジャスミン茶、はちみつ菊茶など、22種類もの茶葉がずらりと並んでいます。お店で飲んでおいしかったものや気になるものがあれば購入して、自宅でも中国茶を満喫できます。
せいろで登場!?あったかモーニング
今回私が注文したのは、朝から手作りの中華まんが味わえると話題の「朝食茶点」。肉まんやあんまんの他に、ザーサイやもやしナムルなどの日替わりのおかずと、デザートの杏仁豆腐がセットになっています。これがワンコインで食べられるなんて、びっくり!
ほかほかの肉まんは、柔らかい生地に豚肉がぎっしり詰まっていてジューシー♪「その日仕入れた食材を使って作るので、中華まんの中身は毎日違います。季節の野菜を入れることもあります」と趙さん。明日はどんな具材だろう?と楽しみで、何度でも訪れたくなりますね。
中国では旧暦の12月8日(臘八節)に食べるという儀式用粥料理「臘八粥」は、日本で親しまれているお粥と違って甘みがあるのが特徴。オーツ麦やクコの実、ナツメが入っており、ヘルシーかつ栄養満点なのがうれしいです。
飲茶の文化が根付いている中国において、点心に中国茶は欠かせないもの。もちろんこのモーニングにも付いてきます。今回趙さんが選んでくれたのは薔薇花茶。芳醇で華やかな香りに癒やされます。すっきりとした甘さでとても飲みやすいです。
豊富な定食メニューにも注目
この店には「エビチリ定食」「青椒肉絲定食」「回鍋肉定食」など、定食メニューが全部で12種類もあります。日替わりの副菜がいろいろ付いてきたり、ご飯のおかわりが無料でできたりと、お腹いっぱい食べられるのも魅力的。今回はその中でも特におすすめだという「魯肉飯定食」をご紹介します。
「料理をすることが大好きなのですが、特に魯肉飯には自信があったので店で出すことにしました」と趙さん。八角がほんのり利いた甘辛い味わいで、じっくりと煮込まれた豚バラ肉はとても柔らかく、ほろほろと口の中でほどけます。思わずご飯をかきこみたくなるおいしさです♪
店名の“香吉”は中国語で、香=おいしい、吉=幸運という意味があるそう。皆さんも絶品中華を食べて、心もお腹も満たしてみてはいかがでしょうか。
『香吉 定食屋』の基本情報
住所 | 岐阜市粟野東5-244 |
営業時間 | 9:00~14:00 ※土曜は21:00まで |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | 共同駐車場あり |