『恩田ギャラリー』へほっとする味わいを求めて(関市)
Instagramを見ていたら、モーニングにおはぎが付いてくる店を発見!気になったので、早速行ってきました。
趣のある古民家カフェ&ギャラリー
場所は関市旭ケ丘。和モダンな雰囲気が漂う外観が目印です。『恩田ギャラリー』という店名ですが、中にはギャラリーもあるのでしょうか…?
この店は恩田さんとその義娘さんが営んでいます。扉を開けると、2人が温かく迎えてくれました。店内にはカウンター席と座敷があるみたい!奥の大広間は広々としているので、ゆったりと過ごせそうです。
7年前に関市東山から移転し、今年で創業20年。「最初は着物リメイクのお店だったんだけど、気づいたらおもてなしとしてコーヒーを出すようになっていて。そのうちに、コーヒーだけだと物足りないかなと思い、おはぎのモーニングやランチを始めたの」と恩田さん。飲食店となった今も、自分たちや常連さんの慣れ親しんだ『恩田ギャラリー』という店名はそのまま。ホームページやSNSがないにもかかわらず、口コミを頼りに訪れるお客さんも増えてきたそうです。
そして、移転された今も店内には当時の面影が残っています。実はフラワーアレンジメントやネコのぬいぐるみなど、着物をリメイクした小物がインテリアとして飾られているんです!和布ならではのぬくもりが感じられてすてきです。
もちろん、ギャラリーとしての一面も。現在は入ってすぐの小上がりの和室に、ビニールシートを使った彫刻アート「シャインカービング」の作品が展示されています。ご来店の際はぜひご覧ください。
皆の心を満たす和の一品
あんこの香りがふわりと広がる空間で、早速「モーニング」をいただくことに。コーヒーか紅茶のどちらかを頼むと、おはぎ(あんこ・きな粉)、おかず5品、お茶が付いてきます。今回私はコーヒーをチョイス♪
まずは気になる「おはぎ」からぱくり。程よく粒感を残しながら丁寧に炊き上げたというあんこは、甘さ控えめなので何個でも食べられそう!米のもちもちとした弾力も楽しめて大満足です。「うちの店ではテイクアウトもやっているの。きな粉は子どもが好きな味だから、子連れのママさんもよく買いに来てくれるのよ」。幅広い世代に愛されている味なんですね!
すべて手作りしているというおかずは、定番の「大豆の煮物」や「大根の白和え」のほか、季節の食材を使った料理がラインアップ!栄養バランスも考えられた、優しいおふくろの味が心に染みます。
「来てくれる人みんなに食べてもらいたくて、おはぎは毎朝3時に起きて仕込んでいるの。大変だけど、お客さんが喜んでくれたらそれで十分。もし私の体力が落ちて、出せるものがおはぎだけになってしまったとしても、この店はずっと続けていきたいね」と微笑む恩田さん。愛情と真心がたっぷりと込められた一品を、皆さんもぜひ食べてみてください♪
『恩田ギャラリー』の基本情報
住所 | 関市旭ケ丘2-2-23 |
営業時間 | 9:00~おはぎが無くなり次第終了 ※モーニングは11:00まで ※ランチ(11:30~)は前日までの要予約 |
定休日 | 日曜、祝日 |
TEL | 090-1722-4153 |
駐車場 | 3台 |