アノ人に会いにゆく。Vol.2~作家、漫画家 石田意志雄さん~

※掲載情報は2021年10月19日時点のものです。

aun編集室のメンバーが、岐阜の気になる人に会いに行くインタビュー企画『アノ人に会いにゆく。』久しぶりの第2回は、岐阜で活動する漫画家、作家の石田意志雄さん。その人柄から作品に対する思い、毎年行われる意志雄先生主催の「ISHIFES」まで、いろいろと語っていただきました!

作家、漫画家、デザイナー…「石田意志雄」とは?

漫画の単行本やエッセイ、意志雄先生デザインのポチ袋などはトロンチでも購入可能。ポチ袋は土産店でも大人気なのだとか。

――主な活動について教えてください。
意志雄先生:毎日の4コマ漫画の更新、石形(石にペイントしたオブジェ)の制作販売、グッズの制作、店舗のロゴやチラシなどのデザイン、YouTubeで動画配信を行っています。

――多岐に渡るのですね。インスタライブで石形の販売をされていると聞きました。可愛くてゆるい表情が気になっていました。
意志雄先生:はい、今は水曜日に配信するインスタライブで石形を一つ3,000円~5,000円で販売しています。

――2012年に岐阜市の八幡神社で行われている「小さなクラフト展」に出店されていた意志雄先生を覚えています。石にペイントした小さなオブジェが入ったガチャガチャが印象的でした。あの石が今や3,000円…。
意志雄先生:それは本当に初期の頃ですね。イベントなどで自分の描いた4コマ漫画と石ガチャで出店していました。あのガチャガチャの機械は100円しか入れられなくて、一つ100円で売っていましたね。作品として価値を見出していただけているようで嬉しいです。

そもそもなぜ“石”なのか。


――なぜ石で作品作りを始めたのですか。
意志雄先生:石形を作ろうと思ったきっかけは自宅にあった大きな石にペンキでペイントして“いしお”としてキャラクター化したことです。みんなに興味を持ってもらうために作りました。そして、よく言われるんですけど、石に興味はないんです!だから石マニアと思われて話しかけられても困ってしまって(笑)。この石形たちも自宅の庭にゴロゴロ落ちているチャートの石を使っています。

――え!てっきり石好きなのかと思っていました。石形はどのように制作されているのですか。
意志雄先生:まず、自宅の石を見て回ります。そうすると、石から声が聞こえてくるんです。その石を拾って、見ていると何かの形に見えてきて。そこで題材が決まります。あとは洗って乾かして、石の声を聞きながらペンキで色を塗り始めます。筆は5種類、串も使うこともあります。大体3、4時間はかかりますね。

――売れ行きは好調みたいですね。
意志雄先生:ありがたいことに結構人気なんです。毎週のように買ってくださる方もいらっしゃって。子どもさんがお小遣いを貯めて買ってくれたこともあります。すごく嬉しかったですね。

サラリーマンからフリーランスへ


――元はサラリーマンをしながら活動されていたんですよね。
意志雄先生:名古屋市の求人広告制作会社で新卒から37歳まで働いていました。真面目なので、嫌な仕事も全部引き受けて、頑張って続けていました。そうしたら35歳の時に大腸ポリープが見つかってしまって。良性だったのでよかったのですが、このまま死んだら後悔しかないと思いました。自分のやりたいこと、面白いことをやりたい、2人の子どもともっと接したい。そう思ったら仕事を辞める決心がつきました。

――家族の反対はなかったのですか。
意志雄先生:相当不安だったとは思います(笑)。妻が「トロンチ」というお店をやっていることもあって、それを手伝いつつ、石田意志雄として稼げるように頑張ると伝えました。今は応援してくれています。

ISHIFES 2021「ピーハツ」への思いと今後の展望

 

 
 
 
 
 
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――毎年11月14日(いい石の日)に行われるISHIFESは今年で7回目になるのですね。
意志雄先生:はい。最初はスペースを借りて、意志雄グッズやコラボ商品を販売するイベントとしてゆるくやっていました。コロナの影響で去年からはコラボ商品や企画をする岐阜市周辺の店舗を回るイベントになりました。

――今年のタイトル「ピーハツ」って何ですか?
意志雄先生:ハッピーのことです。矢沢永吉さんの「アーユーハッピー?」という本に、ピーハツと書いてあって、かっこいいと思ったのでそこから取りました。当日はISHIFESオリジナルの法被(はっぴ)を着て街を周ります!自分が面白いのはもちろん、ファンに楽しんでもらいたくて企画しましたが、結果的に岐阜が盛り上がれば嬉しいですね。

――最後にこれからの展望を聞かせてください。
意志雄先生:ISHIFESはファンがいてくれる限り続けていきたいです。あとはこのままピーハツに生きていきたいですね。自分がやりたいことを楽しんでやっていれば、周りも楽しくなる。そういう存在であり続けたいです。意志雄を応援していてよかったと思ってもらえるよう、上を目指してこれからも頑張っていきます。

 

 

どこかほっとするような4コマ漫画、ゆるい石形に、意志雄先生の誠実で、ユニークな人柄が表れていて、それに惹かれた人がファンになるのも納得です。私も意志雄先生が自由に、好きなことを一生懸命に楽しんでいる姿に元気づけられました。
ISHIFES、私も楽しみにしています!

 

石田意志雄さんの基本情報

WEBhttps://ishidaishio.com/
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aun78号
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2020年12月25日発行(年4回発行)
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