アノ人に会いにゆく。vol.1 ~『岐阜おやつ編集室』常川智子さん~

※掲載情報は2020年7月6日時点のものです。

aun編集室のメンバーが、岐阜の気になる人に会いに行ってインタビューする企画「アノ人に会いにゆく。」第1回は、岐阜県内の菓子屋さんのPRなどに力を入れる「岐阜おやつ編集室」の編集長・常川智子さんにインタビュー!編集室を立ち上げたきっかけや、想いなどをお聞きしました。

  (Writer:ゆっこ)

岐阜おやつ編集室が始まったきっかけは?

常川さん:岐阜おやつ編集室は、県内の約300の菓子屋さんにより構成される「岐阜県菓子工業組合」が基となっています。実は、岐阜おやつ編集室のメンバーは私一人だけ(笑)。私はもともと、そして今現在も組合の事務局長として働いているんです。

岐阜おやつ編集室 常川さん

常川さん:お菓子に関わる仕事を続けている中で、岐阜に素敵な菓子屋さんがたくさんあることを知って。ですが、組合の菓子屋さんの中には後継者不足などで存続に悩まれているところもあります。そこで、「こんなに美味しいお菓子を無くしたくない。私にできることはないかな」と思ったのが、岐阜おやつ編集室を立ち上げたきっかけです。

 

編集室ではどんなことをしているのですか?

常川さん:組合に所属する菓子屋さんのさまざまな相談にのっています。例えば、パッケージを変えた方がもっと売れるんじゃないかと提案したり、お店のPRの仕方を一緒に考えたり。また、私が自ら取材に行って、岐阜おやつ編集室のInstagramアカウントでおやつの情報を発信したりもしています。

岐阜おやつ編集室 インスタ
岐阜おやつ編集室のインスタグラムには、県内の素敵なおやつがずらり…!

常川さん:最近、特に若い方にはコンビニスイーツなど手軽に買えるものが人気ですが、丁寧に作られたお菓子の良さももっと伝えていきたいんです。特に和菓子屋って敷居が高いと思われているかもしれませんが、SNSなども活用して魅力を発信していくことで、親しみやすいイメージを持ってもらえたら嬉しいです。

岐阜のおやつ
左上から時計回りに、稲豊園「招福猫子まんじゅう」/田口屋製菓「紫蘇もなか」/松花堂「わらび餅」/兎月園「みそぎ団子」/伊吹堂「あげぱん」/音羽屋「飛騨のかたりべ」※画像は岐阜おやつ編集室Instagramより

 

今後の目標などはありますか?

常川さん:事務所のスペースを活用して、菓子屋さんやいろいろな職種の方とコラボしたワークショップなども開いていきたいなと思っています。

常川さん:例えば、いろんなお菓子を試食しながら談話する茶話会を開いたり、和菓子職人さんを講師に招いて菓子作りの体験会をしたり。まだ企画段階なのですが、近々実現する予定です!岐阜おやつ編集室のInstagramで最新情報を告知していきますので、ぜひチェックしてくださいね。

 

―――取材を終えて

岐阜のお菓子の魅力を伝えようと、自ら試行錯誤して実行に移す常川さんのエネルギーに感動しました。そして、まだまだ知らない岐阜のおやつがたくさんあることにびっくり!私も岐阜おやつ編集室のInstagramで情報収集して、いろんなおやつを食べてみたいと思います!

 

岐阜おやつ編集室

住所岐阜市吉野町3-15 M'sビル3F
TEL058-201-5200
E-mailgifukashi@yahoo.co.jp
Instagram@gifu_oyatsu

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