クセになる!本場の中華料理が味わえる『金東厨房』(岐阜市)
名鉄岐阜駅から歩いてすぐの場所に、おいしい中華料理が楽しめる店があると聞き、ランチに行ってきました!
素材にこだわった本場の味わいを届ける
『金東厨房』は、中国出身の店主・林(リン)さんが13年前に始めた中華料理店。香辛料を用いた四川料理と素材の旨みを生かした広東料理を中心としたメニューが楽しめます。
カウンター席のみのこぢんまりとした店内のため、一人もしくは少人数での来店がおすすめです。カウンター越しの厨房では、長年中国で修業してきたという林さんが一人、腕をふるいます。
メニューはこちら。チャーハンやラーメンなどの定番メニューのほか、麻辣火鍋やピータンなど、中国らしいものも。ランチタイムには、卵チャーハンに醤油ラーメンまたはチャーシュー麺がつくお得なセットもあります♪
こだわりは、鶏ガラスープからワンタンの皮、麺に至るまで全て手作りすること。さらに調味料も無添加のものを使用するという徹底ぶり。「修業していた広東省では、調味料は最小限に、素材の味を生かす料理を学びました。和食にも通ずる部分も多いので、日本人にも合うんじゃないかな」。
この日一番楽しみにしていたのは看板メニューの「焼き小籠包」。完成までに2年を要したという林さんこだわりの逸品です。焼き立てアツアツなのでご注意ください!
破った皮から溢れ出るたっぷりの肉汁を味わい、酢醤油をつけながらいただきます。焼き目がしっかりついたカリカリの皮とジューシーな肉餡がたまりません。一つ一つが大きく、皮がぶ厚めでもっちりしているので食べ応えも十分!
次にいただいたのは人気メニューの「海老ワンタン麺」。注文が入ってから包むワンタンには、贅沢にエビ一尾が入っています。醤油ベースのスープは奥美濃古地鶏の鶏ガラと貝柱、しいたけ、玉ねぎ、にんにくなどを4~5時間煮込んでいるそう。あっさりとした口当たりですが、コクを感じる優しい味わい。プリプリの縮れ麺との相性も抜群です。
林さんのおすすめは他にも。まずは、乾燥ゆばで肉餡を包んで揚げた、広東料理の定番「春巻ゆば」。ゆばのパリパリとした食感が心地いい♪唐辛子が入った特製トマトソースが食欲を掻き立てます。
そして、塩と醤油のみで味付けしたシンプルな「卵チャーハン」。「ポイントは炒めるときの油にラードを使うこと。豚の旨みも加えられるからね」と林さん。絶妙な火加減で炒めることで、ご飯はパラパラに。もち米のようにモチッとした弾力のある歯ごたえになるそう。あまりにおいしくて虜になってしまいそう…。
夜は24時まで営業しています。晩ご飯をお腹いっぱい食べるのも良し、2軒目としてつまみとお酒を楽しむのも良し、3軒目として〆のラーメンをいただくのも良し。青島ビールや杏露酒と一緒に本格中華を楽しんでみてはいかがでしょうか?
『金東厨房』の基本情報
住所 | 岐阜市住ノ江町1-18-3 1F |
営業時間 | 11:30~13:00、18:00~24:00 |
定休日 | 不定休 |
TEL | 058-201-6110 |
@taiki_best_77 |