りんごのおいしさに満たされるカフェタイム『りんごのたね』(加茂郡富加町)
最近はすっかり肌寒くなり、秋ムードが深まってきましたね。そろそろ食でも秋を感じたい!ということで、こちらのカフェに行ってきました。
りんご愛に溢れる空間
国道418号線沿いから少し外れた、のどかな田園風景の中に建つこぢんまりとした平屋の建物。秋から冬にかけて旬を迎えるりんごを求めやってきたのは、加茂郡富加町にあるカフェ『りんごのたね』です。
扉を開けると白を基調とした、木のインテリアがしっとり馴染むナチュラルな空間が広がっています。りんごをモチーフにした雑貨が至る所に散りばめられており、そのかわいらしさにテンションが上がります♪
「長野県松川町に親戚が住んでいるんですが、そこで穫れるりんごがとにかくおいしくて!これを使ったスイーツをいろいろな方に食べてほしいと思ったのがきっかけで、この店を始めることにしたんです」と店主の多々羅千種(たたらちぐさ)さん。松川町の「りんごの丘農園」から仕入れるりんごは、化学肥料を抑え、低農薬栽培で育てられているので安心安全。もちろん鮮度抜群です!
素材のおいしさ引き立つアップルパイ
今月のメニューは「クランベリーアップルパイ」と「りんごのブラウニー」、「かぼちゃのチーズケーキ」の3種類。ここは王道のアップルパイにするのか、ちょっと珍しいブラウニーにするのか、はたまた秋らしいかぼちゃスイーツにするのか…。究極の選択です。
悩みに悩んだ末、多々羅さんイチオシの「クランベリーアップルパイ」に決定。ドリンクの「アップル&シナモンティー」も注文して、スイーツセットにしました。
手作りのパイ生地は香ばしくてサクサク!りんごは生のまま焼いているので、シャキシャキとした食感も楽しめます。「もともとクランベリーをそのまま入れるレシピでしたが、りんごとなじまなかったのでジャムに変更してみたんです。そうすることで、りんごのフルーティーな甘みとクランベリーの酸味がうまく調和したと思います」。ほんの少しの工夫で素材の良さが引き出されるんですね。
そして、スイーツセットを頼むとサービスで付いてくるのが、りんごの形をしたミニアップルパイ。その名も「りんごのたね」。納得いくまで試作を重ねた自慢の一品だそう。パイというよりクッキーのようなザクザクとした食感が新鮮!中から果肉感のあるジャムが溢れてきて、幸福感に包まれます。
おやつタイムをとことん堪能
今月のメニューが全部気になる欲張りさんには、「スイーツ3種盛り」がおすすめ。「クランベリーアップルパイ」と、りんごとくるみを散らして焼き込んだ「りんごのブラウニー」、口当たり滑らかな秋の新作「かぼちゃのチーズケーキ」を少しずつ食べられます。秋の味覚を一度にこんなにも味わえるなんて幸せすぎます♪
「新しいお菓子の試作を重ねて、これからもお客さんに喜んでいただけるようなカフェにしていきたいです」と多々羅さん。今回の取材を通して、他のりんごスイーツも食べてみたいなと強く思いました。メニューは4週間ごとに変わるそう。10/29(日)からのスイーツも楽しみです!皆さんもぜひ行ってみてください♪
『りんごのたね』の基本情報
住所 | 加茂郡富加町羽生2195-1 |
営業時間 | 10:00〜17:00(LO16:30) |
定休日 | 金・土曜、第3日曜 |
TEL | 050-1313-1935 |
駐車場 | 5台(軽自動車専用2台) |
URL | https://www.ringonotane.com/ |
@ringonotane_2019 |