彩り美しい料理を楽しめる店『和洋旬彩 Kuni』（岐阜市）

岐阜市長住町にある『和洋旬彩 Kuni』でおいしい和食ランチがいただけると聞いて、取材してきました。

シンプルで洗練された上質な空間

JR岐阜駅から北西へ徒歩約10分。にぎわう繁華街から少し離れた、静かな通りに『和洋旬彩 Kuni』はあります。白を基調とした外観から洗練された空気が漂います。

店内はテーブル席とカウンター席があり、ゆったりと落ち着いて過ごすことができそう。大切な人や友人を誘って訪れたくなる上質な空間です。

店を営むのは田中国義さん。フレンチベースの“洋菜”と和食ベースの“和菜”を二本柱に、岐阜にはない店をやろうと決意し開店。平成21年のオープン以来、創造性に富んだ彩り美しい料理が多くの客の心をつかんでいます。

華やかな和風ランチで旬を堪能

昼時にいただけるのは、和風ランチと洋風ランチ。今回は「和風ランチB」をオーダーしました。料理の内容は仕入れによって変わるのだそう。食材の持ち味を生かした季節感あふれる料理が堪能できます。どんな料理が出てくるのか楽しみです！

まずは前菜から。合鴨のうま煮、柿とホウレンソウの白和え、ひじきの和え物、トマトのワイン漬け、ほおずきトマトなどの色鮮やかな盛り合わせに思わず目を奪われます。低温調理で仕上げた合鴨のうま煮は、しっとりとした食感。口の中でじゅわっと旨みが広がります。

続いていただいたのは、なんとも華やかな鮮魚の造り。確かな目利きで市場から仕入れた食材は味も鮮度も抜群です。この日は本マグロやイクラ、モンゴウイカ、マダイなど。人気のネタに心躍ります！

こちらは鰹と昆布だしを利かせたズワイガニの真丈。ふわふわの食感がたまりません！シシトウとブロッコリースプラウトのシャキシャキとした歯応えと、ほんのりと香る柚子が良いアクセントになっています。

最後は寒ブリの照り焼きを。細やかな火入れによって焼き上げた石川県産の寒ブリは、ふっくらとやわらかく、上品な脂の甘みを感じることができます。大根おろし、酢ミョウガ、レンコンの甘酢漬けとともにさっぱりといただけますよ。

プラス650円で、アイスクリームや季節のフルーツなどが入ったデザートとお好みのドリンクを付けることもできます。チョコ細工やケーキなどは全て店で手作りしているというから驚きです！

ディナータイムには、和食とフレンチを満喫できる「和洋コース」（6,100円、9,400円、11,000円）をいただくことができます。「お酒と合うように調理しているので、ぜひ一緒に楽しんでもらいたいです」と田中さん。店には日本酒やシャンパンに加えて、常時80～90種類のワインがそろいます。料理とのマリアージュを楽しみながら、美食のひとときをご堪能ください。

『和洋旬彩Kuni』の基本情報