毎日でも食べたい!スパイスカレー専門店『Spice Addict』(岐阜市)
最近、カレー巡りにハマりつつある私。スパイスの組み合わせ次第で、店ごとに違う顔を見せてくれるところが魅力的なんです!奥深いカレーの世界に飛び込むべく、今回はスパイスカレー専門店『Spice Addict』に行ってきました。
女性店主がつくるスパイス×中毒性カレー
岐阜市の梅林小学校からほど近い場所にあるこの店。コンクリートと木の質感が調和したモダンな雰囲気です。店名の『Spice Addict』は、カレーに欠かせない「スパイス」と、中毒性を意味する「アディクト」を組み合わせたもの。店主・市橋奈津恵さんの「中毒性があって、やみつきになるようなカレーを作りたい」という想いが込められています。
こぢんまりとした店内にはL字型のカウンターが8席のみ。集中してカレーを味わったり、スタッフのお姉さんと楽しく会話したり、思い思いの時間を過ごせそうです。
市橋さんが初めてスパイスカレーを食べたのは4年前のこと。スパイスの独特な香りと美味しさに惹かれ、虜になったんだそう。そして、いろいろな店のカレーを食べ歩き、独学で味を追求。2020年7月に念願だったスパイスカレー専門店をオープンしました。そんな彼女が作るカレーとは、一体どんなものなのでしょうか?
迷ったらこれ!2種類のカレーが味わえる「あいがけカレー」
優柔不断な私は、一皿で2種類が味わえる「あいがけカレー」を注文。3種類あるカレーの中から、「チキンカレー」と「豆ときのこのカレー」をチョイス。この2つはスパイスが苦手な方でも食べやすいまろやかな辛さに仕上げているんだそう。
そして、市橋さんおすすめの「半熟卵のピクルス」もトッピングし、大満足なワンプレートの出来上がり。さっぱりとしたニンジンのスパイスマリネや、ターメリックとココナッツで味付けしたキャベツなど、4種類の副菜も加わり、彩りもバッチリです◎
定番の「チキンカレー」は、一口食べると刺激的な辛さに驚きますが、食べ進めていくごとに深みのある味わいに変化。何種類ものスパイスの香りや辛み、トマトの酸味、カシューナッツペーストやココナッツミルクの甘みが一体となり、口の中が旨みで包まれていく不思議な感覚です。マスタードやフェンネルなど、5種類のホールスパイスで作る「豆ときのこのカレー」には、シメジやエノキなどのキノコ類やひよこ豆がたっぷり。「ヘルシーなので女性はもちろん、健康志向の方にも評判です」と市橋さん。
ターメリックライスは日本米なので馴染みがあって食べやすいんです。最後に、3日間ピクルス液に漬け込んだという「半熟卵のピクルス」や副菜を混ぜて食べると、辛みが和らぎマイルドに。こうした味変が楽しめるのもカレーの醍醐味かもしれませんね。
「お客さんに毎日でも食べたいと思ってもらえるようなカレーを目指しているんです」。と市橋さん。豚肩肉を3種類のビネガーでマリネした「ポークカレー」も自信作なんだそう。どのカレーも個性が際立っていて面白い♪一度食べたらまた食べたくなるような中毒性があって、市橋さんの言う通り毎日でも食べたくなりました!これで私もすっかりスパイスカレーの虜です。
カルダモン入りのアイスを食べてすっきり爽快!
スパイスカレーを堪能した後は、ぜひ食後のデザートを。
店頭では、岐阜市のカフェ『Fortune comes in at the merry gate』とコラボしたアイスクリーム、「SPICY ICE CREAM」もテイクアウト限定で販売中。以前から交流があり、「ぜひ一緒にアイスを作りたい!」とオファーを受け、商品化が実現したそう。
アイスクリームはカルダモンが上品に香るエキゾチックな味わい。スパイシーなカレーを食べた後だからか、より一層ミルクの甘みも感じられ、口の中が爽快感に満ちていきます。さっぱりしているので、カレーの後のお口直しにもってこいのスイーツです。カレーのスパイスとして欠かせない存在のカルダモンですが、アイスクリームにも合うとは新たな発見でした。
最近では気温が30℃を超え、暑い日が続いています。スパイスをたっぷり使ったカレーは食べる漢方薬と言われるほど身体の不調に効果があるそう。食欲増進の効果もあるので、夏バテ気味にもおすすめです。
『Spice Addict』のカレーを食べたら、体がポカポカして力がみなぎってきました。これもきっとスパイスのおかげかも!?皆さんもぜひスパイスカレーを食べて体調を整えてくださいね♪
Spice Addictの基本情報
住所 | 岐阜市鶴舞町1-19-8 |
営業時間 | 11:30~14:30 |
定休日 | 日曜、第2・4水曜 |
TEL | 058-207-4095 |
駐車場 | 2台 |
spiceaddict2020 |