体験型サイクルステーション＆カフェ 『BLOCK47』が岐阜羽島駅近くにオープン（羽島市）

JR岐阜羽島駅近くに、2022 年4月にオープンした体験型サイクルステーション＆カフェレストラン『BLOCK47（ブロックよんじゅうなな）』。編集室のスタッフから面白そうな施設ができたと聞き、さっそく行ってきました。

健康的なライフスタイルを提案する自転車版道の駅

複合施設『BLOCK47』は“健康でしあわせな人生100年時代の実現”をコンセプトに、「食」「運動」「対話」をキーワードにした3つのスペースに分かれています。写真右の建物はカフェ「BLOCK47-Eats」、左の建物はレンタサイクルショップ「BLOCK47-Cycle」。そして、2つをつなぐ通路部分は、イベントやワークショップを行うことができるスペースになっています。

「本格的なロードバイクをレンタルできる場所があったら、普段自転車に乗らない方も気軽に運動を楽しめて、健康づくりに貢献できるのではという考えからこの施設が誕生しました。もちろんカフェのみの利用も歓迎ですし、カフェライドも満喫いただけたら嬉しいですね」と自転車事業担当の鞍馬さん。

店内には約50台ものレンタル用自転車を常備。スポーティな乗り心地のロードバイクだけでなく、高機能な折り畳み自転車もあり、目的や用途に応じて自転車が選べます。

自転車のレンタルは15分から1泊2日まで選べます。購入すると数10万円するロードバイクを手軽に借りることができるので、いろいろな自転車を乗り比べしても良さそうですね。

こちらは、モニター画面と自転車の動きが連動して、世界の都市を走行する疑似体験ができるスマートトレーナー。ゲーム感覚で楽しみながら運動できるため、フィットネス感覚でバイクを漕ぎたい方や、まだ外での走行に自信がない方にもおすすめです。

さらに、機能的でおしゃれな自転車用ウェアの販売も。人気漫画「弱虫ペダル」のキャラクターのようにカッコよく着こなせたら、自転車がより楽しくなるはず！また、はんだ付けや溶接などのものづくり体験ができる設備が整っており、今後はワークショップなどの開催が予定されているそう。気になる方は、ぜひ公式SNSやWEBサイトをチェックしてください。

地産地消のカフェレストラン「BLOCK47-Eats」

カフェスペースの入口はこちら。左手の棚は物販コーナーになっており、要チェックです。

こちらは、瑞浪市にある堀養蜂園のはちみつ。濃厚なコクのある「そよご」や爽やかな香りの「はぜ」など、はちみつ一つとってもセレクトにこだわりが感じられます。他にも、富有柿を使ったシロップ「かきみつ」や中津川の伝統野菜「あじめこしょう」風味のかりんとうなど、珍しい商品がたくさんあり、ここで気の利いた手土産や自分へのご褒美を探すのも楽しそうです。

ドリンクも充実。長良川沿いをサイクリングして一汗かき、よく冷えた「長良川サイダー」で渇いた喉を潤すのは最高でしょうね。

物販コーナーの奥にはスタイリッシュなカフェ。飛騨牛を贅沢に使ったハンバーガーや鶏ちゃんオーバーライスなど地元の食材をふんだんに使ったメニューが堪能できます。

今回はスイーツの盛り合わせにドリンクが付いた「アフタヌーンティーセット」をオーダー。ガトーショコラは柳津町の「菓子工房さっちん」監修によるもの。しっとりとした食感とベルギー産クーベルチュールチョコの濃厚な味わいがストレートに感じられる逸品。本巣市の「family農園watanabe」の紅ほっぺは甘みと酸味のバランスが良く、イチゴ単体でも十分に美味しかったです。そのほかの品々も手が込んでおり、上質なカフェタイムが過ごせました。

レジの横には、菓子工房さっちんの焼き菓子がずらり。サブレやフィナンシェなどがテイクアウトできるので、洋菓子店感覚でこちらに寄ってみるのもいいですね。

『BLOCK47』は自転車好きに限らず、これからロードバイクやクロスバイクに乗ってみたいという方にこそ体験してもらいたい施設でした。自転車を走らせて運動してから食べる食事はよりおいしく感じるはず。健康的なライフスタイルを目指して、はじめの一歩を漕ぎだしてみてはいかが。

BLOCK 47の基本情報