火鉢かふぇ『壽庵』で味わう非日常のひととき(大垣市)
火鉢を使った面白いカフェがあるとの噂を聞きつけ、行ってきました。
懐かしいのに新しい、どこか温かみを感じさせる不思議な空間
大垣市の閑静な住宅街に佇む築90年以上の古民家。一見、普通の住宅に見えるため、気付かずに通り過ぎてしまいそう。『壽庵』と書かれた紫色の暖簾が目印です。
玄関を上がって左手に広がるのは、大正レトロをイメージした畳部屋。カフェを始めるきっかけになったという火鉢や、今はなかなか見ることができない階段タンスなどが置いてあります。なんだか大正時代にタイムスリップしたみたい♪
一番人気の縁側は窓から差し込む光が心地良い。庭を見ながらお茶を飲んだり日向ぼっこをしたりして、心が癒されます。
店主と女将の2人でDIYしたという新しい部屋が11月から仲間入り。他の部屋とは違い、和モダンの落ち着いた雰囲気が漂っています。今風でとてもオシャレ♪
火鉢を使ったメニューを楽しんで♪
今回は、人気メニューの3つをいただきました。
自分で緑茶を煎ってほうじ茶を作る、その名も『自分DEほうじ茶』。茶葉を焙烙に入れて煎ると、だんだんお茶の香りが!飲んでみると、香ばしさの後にほのかな甘みが広がります。渋みがなく、とても飲みやすいです。
2通りの食べ方で楽しむことができる「焼きおにぎり」。1つ目はそのまま、2つ目はお茶漬けにしていただきます。おにぎりはよく焼いておこげを作るのがポイント。外はパリっと、中はもちもちとした食感で、甘辛い醤油だれが食欲をそそります。
お好みで薬味を乗せ、鯛のだしを注いだらお茶漬けの完成!焼きおにぎりの醤油の風味がだしに染み出し、白米のときより美味しさが増している気がします。わさびやハート型のあられ、与論島の「塩こんぶとうがらし」などをトッピングして自分好みの味にできるのが嬉しいです♪
『壽庵』のスイーツを集めた「焼き焼きセット」は、いろんなものをちょっとずつ食べたい人におすすめ。人気メニューの「ぽわぽわアイス最中」や「ふるふる小倉最中」、「自家製干し芋」など盛りだくさん!
私のイチオシは、バターや醤油を付けていただく自家製干し芋。バターの風味と醤油の塩味で芋の甘さがさらに引き立ちます。噛むたびにじゅわ~っと甘みが増して美味しい!
マシュマロはまんべんなく焼いてぽわぽわに。食べてみると、一瞬サクッとしたかと思えば、あっという間に溶けてなくなっていきました。甘い余韻が口に残って幸せです♡
なんと、12月から夜カフェを始めるみたいです!夜空を眺めながら過ごすひとときもきっと素敵なんだろうな。
どこか懐かしく、「ただいま」って帰りたくなるような温もり。帰る頃にはなんだか寂しく感じるほど、楽しくてあっという間の時間でした。皆さんも日常を忘れて『壽庵』でのんびりしませんか?
壽庵の基本情報
住所 | 大垣市南若森町361-2 |
営業時間 | 9:00~最終予約終了まで |
営業日 | ホームページ、Instagramに記載 |
TEL | 090-4854-8841 |
HP | https://cafejuan.jimdofree.com/ |
@hibachi_cafe_juan | |
特記事項 | 完全予約制 1グループ4名までの2時間制 小学生以下の入店不可 ご来店の際は1グループ1台乗り合わせ 貸切、撮影スペースの貸出有 |