岐阜市のまちなか喫茶店巡り(岐阜市)
はじめまして。aun編集室でアルバイトをしている大学生、あんじーです。まちあるきと喫茶店が大好きです!今回は、私がおすすめする岐阜の喫茶店を皆さんにご紹介したいと思い、初めて取材と記事の制作に挑戦しました。このブログを読んでお店に足を運んでいただけたら嬉しいです♪
シェフこだわりの日替わりランチが楽しめる喫茶店『コメディアン』
岐阜の柳ケ瀬商店街にある昭和52年創業の喫茶店「コメディアン」。ジャズが流れる温かみのある店内は、常連さんとスタッフさんの世間話や、友人同士のお喋りでいつも賑やか!「毎日来てくれるお客さんも多いので飽きないように、ランチは日替わりにしています。」と店主の宮本智昭さん。メニューは味噌カツ定食やカレーなど7~8種類から選べます。今回いただいたのは「チキンステーキデミソース」。ジューシーな鶏肉とコクのあるデミグラスソースが見事にマッチ!メインの他に小鉢やお味噌汁、ご飯が付いてボリューム満点。ソースからすべて手づくりにこだわった料理は、ホッと心和む味わいです。
特等席は、店内一番奥の窓際の席。スズランの花をモチーフにした可愛らしいランプが並び、どこか懐かしく、温かな雰囲気に包まれています。“土曜の午後に珈琲を飲みながら本を読む”そんな何気ない時間さえも特別にしてくれる空間です。まるで映画の主人公になったかのような気分にさせてくれるこの席で、これまでどんなドラマがあったのだろう…と思いを馳せるのも楽しいです。
コメディアンの基本情報
住所 | 岐阜市日ノ出町1丁目20 |
営業時間 | 8:30~18:00(L.O.17:30) |
定休日 | 無休 |
TEL | 058-264-0618 |
@comedianingifu |
昭和の風情が色濃く残る珈琲専門店『ル・モンド』
岐阜市殿町の本通りから一本入ると現れる珈琲専門店「ル・モンド」。古き良き昭和の香りを感じるノスタルジックな雰囲気が魅力です。コーヒーは昔ながらのサイフォン式。マスターの長谷川増雄さんが豆の踊り具合を見ながらサイフォンをあやつり、絶好のタイミングでカップにコーヒーを注ぎます。メニューには「アイリッシュコーヒー」をはじめ、世界各国の珍しいコーヒーなど約30種類が並びます。アイスコーヒーにチョコレートを混ぜ、バニラアイスとホイップクリームを浮かべた「アイスド・モカ」は女性に人気。甘さとほろ苦さが絶妙で、何度も飲みたくなる一杯です。
店名の由来は、フランスの新聞紙「Le Monde」から。情報が行き交い、人々が交流する場所にしたいという想いからこの言葉を選んだそう。老若男女に愛され、お客さんとマスターの和やかな会話が広がる店内には、まさしくその想いにふさわしい雰囲気がありました。
ル・モンドの基本情報
住所 | 岐阜市殿町1丁目4 小栗殿町ビル |
営業時間 | 9:30~18:00 |
定休日 | 無休 |
TEL | 058-263-6036 |
駐車場 | 3台 |
ゆったり過ごせる昔ながらの喫茶店『カフェ・ド・トレビアン』
「カフェ・ド・トレビアン」は名鉄岐阜駅から徒歩5分の場所にある創業40年の喫茶店。店内はしっとり落ち着いた雰囲気で、喧騒から離れてゆったりとした時間を過ごすことができます。店主の安田由美子さん自家製の食パンにふわふわの玉子を挟んだエッグサンドは、昔ながらの優しい味わい。食材は国産のものを使用し、一つひとつ丁寧に作られています。もっちりしっとり食感の食パンは地元の方にも大人気!予約をすれば店頭でも買うことができます。
私のおすすめはこの丸いフォルムのグラスが愛らしいクリームソーダ!長年の経験をもとに配合されたソーダとメロンシロップのバランスは絶妙で、一口飲むと甘い幸せに包まれ、心がきゅんとときめきます。グラスは創業当初から使用されていて、あと4つしか残っていないのだそう!お話を聞くと、お店が一層好きになります。
カフェ・ド・トレビアンの基本情報
住所 | 岐阜市清住町1-9 |
営業時間 | 7:00~17:00 |
定休日 | 土日祝 |
TEL | 058-266-0889 |
駐車場 | 1台 |
WEB | https://www.cafe-torebian.com/ |
@cafedetorebian |
新しいものも良いけれど、昔ながらのお店にも魅力はたくさん詰まっています。絶え間なく変化する街の片隅で、ゆっくりと時を刻む喫茶店。扉を開ければ、きっと胸がときめく素敵な時間が待っているはず。景色を眺めたり、本を読んだり、お店の人と語ったり。喫茶店での一期一会を存分に楽しんでみてくださいね。