『焼肉 旬やさい ファンボギ』リニューアル&食の販売スペースオープン(岐阜市)
JR岐阜駅、名鉄岐阜駅から徒歩数分のところにある焼肉店『焼肉 旬やさい ファンボギ』が2020年11月にリニューアルオープン。お肉や野菜の販売スペースができたと聞きつけ、かつて自分がアルバイトしていたこともあり、オーナーの高橋樗至さんことノブさんにご挨拶がてらお邪魔してきました。
リニューアル&食の販売スペースをオープン
以前は個室だった店の前面は、ガラス張りの小売スペースに生まれ変わりました。奥はこれまで通り炭火で焼く焼肉が味わえる飲食スペース(夜のみ営業)です。
ガラスには肉の部位の説明や店のコンセプトなどが描かれています。肉好きとしては、これを見ているだけでなんだかテンションが上がりました。
自他共に認める“肉マニア”が手がける熟成肉を販売
ショーケースには、部位や肉質に応じた熟成法で旨味をさらに引き出した牛肉や豚肉などの精肉のほか手作りの総菜も並びます。「食肉処理業っていう営業許可を取得して精肉事業を始めたんだ。独立前に精肉屋で修行した経験が生きてるね」とノブさん。遠方への発送も対応しているため、自宅用だけでなく贈り物として利用するのも良さそうです。
“肉マニア”のノブさんがドライエイジングやウエットエイジングなど様々な技術を駆使して熟成させた旨みあふれる肉は、ここでしか味わえないもの。個人的には、タンの先端や付け根など食べ比べできる「タン4種」がおすすめです。
真空パックされた「熟成牛スジの牛スジカレー」と「おつまみチャーシュー」。鍋やレンジで温めるだけで自宅でもファンボギの本格的な味が堪能できます。
ファンボギ特製のキムチとナムル。化学調味料を一切使っていない、素材本来の風味を生かした味わいです。
生産者さんへの敬意を表した、名前入りの野菜と果物
ほかにも、店頭にはパッケージに「洋照しいたけ」「雅隆れたす」など、生産者さんの名前が書かれた野菜や果物が並びます。どの食材も普段食べているものより太かったり、青々としていたりして、強い生命力を感じるものばかりです。
郡上の有機農家「てんち農園」から届いた「優志やさい」シリーズ。「この人の作る野菜がまた美味いんだわ!」と嬉しそうに語るノブさん。ノブさんが始めた“食のセレクトショップ”は生産者や素材への感謝と敬意に溢れていて、僕たち消費者と本当に美味しいものをつなげてくれる場だと感じました。
ライターヨネの自宅クッキング
ファンボギで販売されているゴボウとミスジ肉で「ミスジとゴボウの煮込み」を作ってみました。
まずはゴボウをささがきして、酢を加えた水にさらします。
ごま油でゴボウをしんなりするまで炒めたあとは、ファンボギ店頭で販売されている「ミスジの炭火煮込み」をタレまですべて加えて弱火でじっくり煮込むだけ。火が強いと肉が固くなってしまうので、火力を抑えるのがポイントです。
調理時間25分ほどで完成。ゴボウを入れて少し煮ただけなので簡単です。よく煮込まれた希少部位のミスジはとても柔らかかったですし、つゆだけでご飯が3杯くらいいけそうでした。今回僕は自己流で調理しましたが、調理方法に悩んだときは、ファンボギ店頭でスタッフの方に聞いていただくと良いと思います。しかし、美味しかったな…
焼肉 旬やさい ファンボギの基本情報
住所 | 岐阜市住田町2-4 南陽ビル1F |
営業時間 | (小売)10:00~21:00 (飲食)18:00~21:00(LO20:00) |
定休日 | 日曜 |
TEL | 058-213-3369 |
WEB | http://channobu.com/ |
@fanbogi2010 |
※営業時間など掲載した情報は取材時のものです