自然の恵みをぎゅっと詰め込んだ『ひだまりおむすび』(岐阜市)
「Hidamaricafe」「Hidamarikitchen」に続く、「ひだまりほーむ」が手がける3つ目の姉妹店『ひだまりおむすび』に行ってきました。
きっかけは冷めてもおいしいお米
場所はイオン柳津店から車で約2分。「お客さんから、Hidamarikitchenで販売している弁当や惣菜は、お米が冷めてもおいしいという声をいただくことがあって。お米にはこだわっていたので、このおいしさをもっと多くの人に届けたいと考えたのが、お店をはじめるきっかけです」と話してくれたのは、ひだまりほーむ(株)鷲見製材専務取締役の石橋明世さん。
「私は郡上出身なのですが、地域に米づくりの担い手が減少している中で、頑張っている人たちを応援したいとずっと考えていたんです」。そんな想いからできたこの店のコンセプトは“里山を守ること”。店の建物のほとんどに岐阜県産材が使われており、店内はやさしい木の香りとぬくもりに包まれています。
おむすびはこだわり出したら止まらない
おむすびは、全てご飯と具のバランスを考えてグラムを測りながら丁寧に仕上げていきます。人気の「飛騨牛大葉」や「おかかクリームチーズ」は、甘辛い佃煮仕立ての具材と甘みある白米が互いに引き立て合い、とても奥深い味わいです。私のおすすめ「野沢菜風おみつけ」は、無添加でアミノ酸が豊富。さっぱりとした野沢菜の風味と程よい塩味が特徴で、疲れたときや季節の変わり目など、体調を整えたいときにも良いそうです。

使用するお米は郡上市・大島地区で作られている「郡上大島米」。長良川の伏流水と昼夜の寒暖差の激しい気候によって、でんぷんの旨みをしっかりと蓄えたコシヒカリです。冷めても硬くなりにくい特徴があり、これがこの店のおむすびのおいしさの秘密。さらに、風味と歯切れのよい知多鬼崎産の海苔「鬼崎のり」や、満月の夜にしか海水を汲み上げない製法で作られる塩など、使っている素材一つ一つにまで抜かりがありません。
このこだわりは、自分の子どもや家族にも安心して食べてもらえるものをという視点で考えられているから。気軽に買えて、体にやさしく、おいしくて笑顔がこぼれる。忙しい日の昼食やお子さんの部活や習い事の軽食にもぴったりです。里山の保全への願いから生まれたおいしいおむすびを、ぜひ一度味わってみてください♪
『ひだまりおむすび』の基本情報
住所 | 岐阜市柳津町東塚2-1 |
営業時間 | 10:00~14:00、土・日曜、祝日9:00~15:00 |
定休日 | 水曜、第2・4木曜 |
TEL | 058-216-7662 |
駐車場 | 10台 |
@hidamari_omusubi |