大人の隠れ家『covo DOLCI』で楽しむ上質なドルチェとランチ(岐阜市)
昭和63年に柳ヶ瀬で創業し、平成30年に惜しまれつつ閉店した「DOLCI cafe」が3月に復活!こんなにうれしい知らせはないと、張り切って取材に行ってきました♪
故郷・柳ヶ瀬で店名を新たに再出発
場所は柳ケ瀬グラッスル35 の1階。小売店や飲食店が並ぶ一角にあります。

新たな店名は『covo DOLCI(コーヴォ ドルチ)』。「covoとはイタリア語で「秘密基地」という意味。“穏やかな時間の流れる大人の空間”という店のコンセプトは以前と同じです」と話してくれたのは店主・吉田さん。柳ヶ瀬一帯の再開発の影響で店を閉めてからは、全国の百貨店などに催事出店を続けてきましたが、その間もずっと移転先を探していたのだとか。「昨年岐阜高島屋が閉店し、地元の皆さんから喫茶店やケーキ屋が少なくて寂しいという声を聞きました。それなら自分がということで、柳ヶ瀬に決めました」。なじみのドルチさんが戻ってきてくれてうれしい限りです♪ちなみに以前の店のマスター(吉田さんのお父様)は、今も元気に工房でケーキを作っているそうですよ!
店内はグレーを基調としており、とても落ち着いた雰囲気。以前の店はアンティークのカップや家具が並ぶクラシックな空間だったのに対し、より洗練されたモダンな印象に。ショーケースに並ぶ色とりどりのケーキがよく映えます。
「このガラスとコーヒーマシンは以前の店から持ってきたものです」と吉田さん。アーチ状の古いレンガの壁にはめ込まれていたガラス、記憶にある人も多いのではないでしょうか?
手土産にもぴったりの上質なスイーツの数々
ラインナップは、チーズケーキやショートケーキなどの定番のものから、旬のフルーツを使った期間限定のものまで7、8種類。出来たてを瞬間冷凍し、おいしさを閉じ込めたカヌレは手土産にもぴったりです。

カウンターのイートインスペースでは、人気メニューだった「オ・レ・グラッセ」ももちろん味わえます。15~20時間かけてじっくり抽出するダッチコーヒーとまろやかなミルクが口の中で重なり合う魅惑の一杯。甘酸っぱいイチゴと香ばしいタルト生地、なめらかなクリームが楽しめるイチゴタルトとも好相性です。
散歩や買い物ついでに♪キッシュ&スープランチはいかが。

スイーツだけでなく軽食も食べたいというお客さんの声に応え、4月からキッシュランチをスタート。季節の野菜を使ったスープ、キッシュ、サラダに、ミニドルチェが付いたセットです。内容は2、3日で変わるそう。
キッシュは、発酵バターが香るタルト生地と、モッツァレラチーズとパルメザンチーズの濃厚な風味のフィリングが楽しめる満足度の高い一品。この日はほうれん草とベーコンがたっぷり入った定番の「キッシュ・ロレーヌ」でした。
そして本日のスープは、3種類のきのことベーコンの旨みが溶け込んだクリームスープ。ブラックペッパーのアクセントを利かせた大人の味わいです。こちらもミネストローネやコーンスープなどに順次変わります♪
「まずは現在の店を軌道に乗せることが最優先ですが、将来的にはイートインスペースを充実させた2店舗目を出すのが夢です。これからも皆さんの期待に応えられるよう励んでいきます」と吉田さん。今後は店の営業もしつつ、「DOLCI cafe」の名前で催事出店も続けていくそう。
柳ヶ瀬を訪れた時には、大人の隠れ家のようなこのカフェで、ゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょうか?
『covo DOLCI』の基本情報
住所 | 岐阜市徹明通2-18 柳ケ瀬グラッスル35 1F |
営業時間 | 11:00~19:00 ※日曜、祝日は18:00まで |
定休日 | なし |
TEL | 058-215-0268 |
駐車場 | 提携駐車場あり(柳ケ瀬グラッスル35内駐車場) |
WEB | https://www.dolci.co.jp/ |
@dolcicafe_koubou |