親しみやすい味わいにほっこり『おにぎりcafe SAWA』(岐阜市)

おにぎりcafe SAWAのBランチ
※掲載内容は2025年1月23日時点のものです。

岐阜市の美殿町商店街にある『おにぎりcafe SAWA』にランチへ。カフェなのにおでんが食べられるということで、その珍しさからずっと気になっていました。

美殿町商店街が見渡せるモダンな空間

おにぎりcafe SAWAの外観店は「美殿ビル」の2階にあります。“おにぎりとおでん”の文字と、かわいらしいロゴが描かれた看板が目印です。

おにぎりcafe SAWAの内観シンプルモダンな雰囲気の店内は奥行きがあり、広々としています。「食べることや人と話すことが好きなので、この店を始めました。おいしいおにぎりでお腹を満たして、幸せな気持ちになってもらえたらうれしいです」と店主さんが笑顔で迎えてくれました。親しみやすい接客が心地よく、時間が過ぎるのも忘れて長居してしまいそうです。

おにぎりcafe SAWAの内観奥のテーブル席側には開放感あふれる大きな窓があります。美殿町商店街の風景を眺めながら、ゆったりと食事を楽しむことができるのも良いですね。

素材のおいしさを感じる看板メニュー

この店を語る上で外せないのが、おにぎりとおでん。こだわりを伺うと、キッチンで調理している様子を見せてくれました。

おにぎりcafe SAWAのおにぎり調理風景おにぎりカフェを始めるにあたり、いろいろな米の品種を食べ比べたそう。味や食感はもちろん、地産地消も大切にし、岐阜県産のハツシモとコシヒカリをブレンドしています。「この組み合わせだと、食べたときに米一粒一粒がしっかり感じられるんです。具ともうまく調和して、ふっくらほろほろとした食感に仕上がります」。どんなおにぎりが食べられるんだろうと、ワクワクしてきました♪

おにぎりcafe SAWAのおでん調理風景後ろのコンロから聞こえる、ぐつぐつとおいしそうな音。大根や卵、コンニャクなど、鍋いっぱいの具材が煮込まれていました。「カツオとアゴが利いた旨みたっぷりのだしは、きっとみんな大好きな味。栄養満点で体にも良いしね」。だしの香りが鼻をくすぐり、食欲をそそります。私の空腹バロメーターがいよいよ限界です!

家庭の味にひと手間かけたこだわりランチ

おにぎりcafe SAWAのBランチ
Bランチ/980円 ※「明太クリーム」は+100円、「ソーセージ」は+90円(すべて税込)

ランチメニューはおにぎり2個とみそ汁、自家製のぬか漬けがセットになった「Aセット」や、稲沢市にある野田養鶏場の極み卵を使用した「卵かけご飯&豚汁定食」などさまざま。私は「Aランチ」におでん2個が追加された「Bランチ」を注文。冬はやっぱり、熱々のおでんで決まりです!

おにぎりcafe SAWAのBランチおにぎりは15種類もあり、どれもおいしそうで悩んでしまったので、おすすめの2品に。まずは、愛知県出身の店主さんにとってなじみ深い「八丁ねぎ味噌」。味噌のまろやかな塩味と長ねぎの甘みがご飯のお供にぴったりです。そして、女性に人気だという「明太クリーム」は明太子の辛味とぷちぷちとした食感、クリームチーズのコクが味わえます。

おにぎりcafe SAWAのBランチおでんは9種類の中から、大きくてインパクト抜群の大根と、ジューシーなソーセージをチョイス。別添えの甘味噌で味変も楽しみながらいただきます。「大根は味をよく染み込ませるため、米のとぎ汁を使って1時間下茹でしています。こうすると甘みが増すんです」。このひと手間がおいしさの秘密なんですね!

おにぎりcafe SAWAの飛騨牛 牛すじカレー
飛騨牛 牛すじカレー/900円(税込)

他にもおでんの具材の中では「飛騨牛の牛すじ」もおすすめ。この牛すじをたっぷり使ったカレーもぜひ食べてほしい自慢の一品だそう。2時間じっくり煮込んだという肉は、口の中でとろけるくらいにほろほろ。トマト、セロリ、シイタケなど野菜の旨みが溶け込んだルーは味わい深く、思わずおかわりが欲しくなります。

おにぎりcafe SAWAの外観

現在、ビーフシチューや焼きそば、ガパオライスなど、期間限定メニューを考えており、いつか大好きな天むすを出せたらと、日々試作に取り組んでいるそう。天むすが食べられるカフェはなかなかないので、メニュー化されるのが待ち遠しいです♪

 

『おにぎりcafe SAWA』の基本情報

住所岐阜市美殿町48 美殿ビル2F
TEL070-8537-4355
営業時間モーニング8:30~11:00、ランチ11:00~15:00(LO14:30)
定休日日~水曜
Instagram@cafe.sawa_0808

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