enso玉宮

エンソータマミヤ

素材の味を生かす スパイス料理の極意
「ビリヤニ」とは、香辛料に漬けた肉を煮込み、硬く茹でた米、ミントやパクチーをのせて炊いたインドのご馳走。こんなニッチな料理が居酒屋で味わえるとは驚きである。
『enso玉宮』のテーマは、地場の肉や野菜を一番美味しい調理法で提供すること。「スパイスは料理の味をがらりと変えますが、あくまで脇役。素材の個性を引き出してくれる」。
和食屋やダイニングなど、国内外に18店舗を展開する円相フードサービスの専務、稲田俊輔さん。あらゆる国の料理を研究し、全店のメニューを開発した凄腕料理人だ。
約10年前、東京で初めて南インド料理を口にした時の衝撃は強烈だった。日本人向けにアレンジされていない本場の味。その土地に根差す伝統料理を愛する彼にとって、それは特別なものになった。
「旨みやコクに頼らず、使うのはスパイスと塩だけ。主役は野菜や肉なんです」。
各国の食文化への敬意と巧みなスパイス術から生まれる料理。その完成度の高さに、思わず感服。

基本情報

住所 岐阜市玉宮町2-9-1
TEL 058-214-6231
営業時間 17:00~翌1:00(金・土・祝前日は翌2:00まで)
定休日 火曜日(祝日を除く)
掲載した情報は2014年06月25日時点のものです。
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