産地やその日の気候などに合わせて焙煎するコーヒー豆を岐阜県内100以上の飲食店に卸す専門店。店内に設けられた小さな喫茶スペースでは、日替わりのコーヒーが手頃に味わえる。「豆は産地ごとに特徴が違うし、焙煎でも味が変わるから面白い」と店主の林陽さん。
そんな彼が新たに熱を入れているのが、チョコレートだ。コーヒー豆同様、産地や焙煎により風味が大きく異なるカカオ豆にもすっかり魅了され、昨年11月には、遂に豆の焙煎からチョコレートの成形まで一貫して行う「bean to bar」の工房を開いた。コーヒーのおともに、5つの産地のチョコレートを。林さんがコンセプトに掲げる“bean to smile(豆から笑顔を)”をきっと体感できるはずだ。