陶芸家 藤内紗恵子さん

藤内紗恵子さんの美濃焼

手仕事ならではの 美しい揺らぎを。
涼やかな表情が印象的な、藤内紗恵子さんのうつわ。側面を流れる青く澄んだガラス釉は、まるで滴る水のよう。底に溜まった釉薬は貫入により、きらめく水面を連想させる。
藤内紗恵子さんの美濃焼
「コンセプトは〝潤い〟です」。藤内さんは磁器ならではの軽やかさを出すために、成型はろくろを引いた後、さらにかんなで薄く削り、シャープさを際立たせる。そして特に難しいのが施釉の工程だ。焼成する窯の中でガラス釉が程よい流れ具合になるよう、釉薬の配合をグラム単位で調整。施釉する量や焼成時間の見極めにも神経を使う。
藤内紗恵子さん作陶風景
「それでも、焼き上がりは想像通りにいかない。だからこそ、その偶然が面白いと思うんです」。一つ一つ微妙に異なる、手仕事ならではの揺らぎ。そこにこそ、彼女のうつわづくりの本質がある。

基本情報

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その他備考 【買えるところ】
新町ビル4F、美濃焼スクエアなど
掲載した情報は2020年12月25日現在のものです。
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aun78号
もっと知りたい、岐阜のこと。aun

2020年12月25日発行(年4回発行)
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