トロンチ

TRONCHI

TRONCHIの内観

心ときめく 自分だけの一着と出合う。
ふんわりと優しい雰囲気のワンピースや、柔らかな生地の風合いが可愛らしいブラウス。『TRONCHI』には、石田理江さんがパターンから作り上げる洋服が丁寧に並べられている。
TRONCHIの店主石田理江さん
服作りを始めたきっかけは長男の出産。実家が縫製業を営んでいたこともあり、服を作ることが身近な存在だった理江さんは、息子に似合う服をイメージして自ら作るように。自宅の縁側で子ども服の販売を始め、平成25年にはやながせ倉庫に店を構えた。そして、息子の成長や常連客のニーズの変化とともに主力をレディスファッションに切り替え、平成31年にこの場所に移転オープンした。
TRONCHIの服
「絵本から飛び出したような服を作りたくて」。昔から絵本や物語が好きな理江さんは、そこからひらめきを得てデザインすることも多い。生地は、展示会やメーカー、生地屋に足を運び、自身の直感を頼りに買い付けを行う。「生地を見るとパッと服のデザインが思い付くときがあって。この前は、『若草物語』の4姉妹をイメージしたエプロンワンピースを作ったの」。
TRONCHIの棚
理江さんが作る服の魅力は見た目の可愛さだけではない。丸洗い出来てシワになりにくい素材を使ったり、ウエスト部分にゴムを入れたりするなど、実用性にもとことんこだわって作られている。「使いやすく、着心地の良い、10年後も着続けられる服が理想かな」。形ができたら自ら試着。何度も調整を重ね、自分が本当に着たいと思えるものを時間をかけて完成させ、やっと客に届けるのだ。
TRONCHIの姿見
また、常連客にも飽きることなく服選びを楽しんでもらえるようにと、季節ごとにセミオーダーも受け付ける。パターンを元に生地の色やボタンの種類などを選んでもらい、その人だけのオリジナルの一着を仕上げる。「完成した服を着て、お客さんが笑顔になってくれた瞬間が一番嬉しいんです」。

絵本を読んでいるときに感じる高揚感のような、お気に入りの洋服を纏ったときの喜び。人生という物語を彩る一着は、日常をきらきらと輝かせてくれる。

基本情報

住所 岐阜市長良158
TEL 058-233-9166
営業時間 10:00~18:00
定休日 日・月曜
駐車場 3台
URL http://tronchi.net/
SNS
掲載した情報は2020年12月25日時点のものです。

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