茶洋館マサラ
岐阜西通りから西へ少し入ると、緑に囲まれた寄棟造の屋根が顔をのぞかせる。「茶洋館マサラ」は珈琲と紅茶が自慢の喫茶店。「珈琲好きの両親に、いつかおいしい珈琲を淹れてあげたくて」と話す小川進太郎さんと理恵さん夫妻。偶然見た雑誌で低温抽出法の考案者ばんぢろ氏を知り、その珈琲への思いに感銘を受けた。「そこからすべてが始まったんです」。
すぐに手紙を送り、一から指導を受ける。その後、紅茶にも興味を抱き、紅茶研究家磯淵猛氏に師事し、茶葉の種類や淹れ方などを幅広く学んだ。「珈琲も紅茶も鮮度と蒸らす時間が大切だと感じました。その後は、ふたりで特訓の日々」。そして平成7年、ついに店を開いた。
すぐに手紙を送り、一から指導を受ける。その後、紅茶にも興味を抱き、紅茶研究家磯淵猛氏に師事し、茶葉の種類や淹れ方などを幅広く学んだ。「珈琲も紅茶も鮮度と蒸らす時間が大切だと感じました。その後は、ふたりで特訓の日々」。そして平成7年、ついに店を開いた。
この秋、満を持して「ばんぢろアイス」が復活。受け継いだ点滴抽出で時間をかけて引き出した濃厚な珈琲と上層のホイップが口の中で響き合う自信作だ。紅茶は主にスリランカ産の新茶を使用。まろやかな風味を生かすため、保温しながらしっかり蒸らす。苦みや渋みとのバランスも整った最高の一杯に仕上がる。
上質な卵を使って焼くワッフルは理恵さんが担当。外はサクッと軽く、中はふんわりとした生地が評判だ。「私はワッフル、マスターは珈琲と紅茶。もっとお客さんに楽しんでほしくて、ふたりともオリジナルメニューをどんどん増やしちゃって」と穏やかにほほ笑み合う。
珈琲、紅茶、ワッフル…。お気に入りを目当てに、多い日では1日に100人以上もの客が訪れるというから驚き。
「素晴らしい出会いのおかげでここまでやってこれました。私たちならではの味で、一人でも多くの人を幸せにできたら」。はじめは究極の一杯を求めて。これからは訪れる人の笑顔に出会いたくて。今日もふたりは並んでカウンターに立つ。
「素晴らしい出会いのおかげでここまでやってこれました。私たちならではの味で、一人でも多くの人を幸せにできたら」。はじめは究極の一杯を求めて。これからは訪れる人の笑顔に出会いたくて。今日もふたりは並んでカウンターに立つ。
基本情報
住所 | 岐阜市清732-1 |
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TEL | 058-274-6221 |
営業時間 | 平日は11:00〜17:30 土曜・日曜・祝日は 9:00〜17:30 |
定休日 | 火曜 |
駐車場 | 18台 |
URL | http://www.cafe-masala.jp/ |
SNS |
掲載した情報は2010年9月15日時点のものです。