喫茶

カザミドリ

カザミドリ店内

古い記憶と新しい時間が交錯するあの居心地のいいカフェへ
岐阜から車を40分ほど走らせ、根尾川にかかる赤い橋を渡るとすぐに、『喫茶 カザミドリ』が現れる。大正6年に開業し、やがて役目を終えて使われなくなった郵便局を改装した小さなカフェ。

以前は各務原でカフェを営んでいた櫻井謙二さんと智子さん。暮らし方を見直したいと移転を考え、県内各地で物件を探して2年。この建物と巡り合った。宿直室を厨房に、局長室はカウンターに。窓口のテーブルも、年季を経た窓や扉も。昔の面影を残しながら、二人の手で生まれ変わった空間は、再び誰かを温かく迎える場所となった。
カザミドリ_ヤギと店主
「二人とも、古いものが好きなんです」。庭に置かれた風見鶏、店のテーブルや椅子、いつしか集まった籠やグラス、タイルなどの雑貨。どれもがかつて誰かに寄り添った歴史や記憶を持ち、ここで新たな時間を重ねている。
カザミドリ_明太子のクリームソーススパゲティー
料理は謙二さんが担当。20年以上作り続け、「目をつぶってでも作れるよ(笑)」という「明太子のクリームソーススパゲティー」は、鰹節が香り、濃厚なソースが癖になる、無二の味。美味しさの秘密は、「旦那さんの魔法が入ってるんです」。智子さんが笑う。
カザミドリ看板
初めて訪れるのに、どこか懐かしい。居心地の良さにもう一度、そして何度でも、訪れたくなる。不思議な魅力を持つカフェへ。ドライブがてら、日常を忘れに出かけよう。

基本情報

住所 揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬1168
TEL 090-7432-8577
営業時間 11:00~15:00までに入店、18:00~21:00までに入店
(土日祝は11:00~21:00までに入店)
定休日 水・木曜
駐車場 5台
URL http://porchies.jugem.jp/
SNS
掲載した情報は2017年3月15日時点のものです。
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