ビストロ
Mijoter
ミジョテ

フレンチの技が光る 美味なるジビエを
長良川河畔の閑静な住宅街に佇むビストロ。シェフ歴30余年の小池辰巳さんが生み出すのは、伝統的なレシピに則したクラシックで気取らないフレンチの数々だ。

小池さんの出身は郡上市明宝。山深い土地柄、幼い頃は実家によく、近所の猟師からおすそ分けの鹿肉が届いた。「だから昔から、僕にとってジビエは特別な存在じゃなかったんです」。
約30年前の開店当初から、冬になると店の黒板にジビエ料理が並ぶ。森鳩や鴨、小鹿、猪。それぞれの素材の個性をフレンチの技で引き出し、優雅な一皿へと生まれ変わらせる。「ジビエが硬い、臭いというのは思い込み。ちゃんと素材を見て調理すれば美味しいんです」。
約30年前の開店当初から、冬になると店の黒板にジビエ料理が並ぶ。森鳩や鴨、小鹿、猪。それぞれの素材の個性をフレンチの技で引き出し、優雅な一皿へと生まれ変わらせる。「ジビエが硬い、臭いというのは思い込み。ちゃんと素材を見て調理すれば美味しいんです」。

鹿肉は水分が多く、脂肪が少ない。その肉質を生かすには火入れの方法やタイミングが鍵になる。モモ肉のロティは強火で一気に焼き、予熱で火を通すことで水分を保ち、柔らかな食感に。赤身の爽やかな旨みが噛みしめるごとに広がり、上品な酸味のソースがほのかに彩りを添える。後味は驚くほど軽やかだ。
この時季にだけ味わうことができる冬のご馳走。小池さんのジビエ料理を心待ちした客が今夜もその扉を開く。
この時季にだけ味わうことができる冬のご馳走。小池さんのジビエ料理を心待ちした客が今夜もその扉を開く。
基本情報
住所 | 岐阜市日野西3-1-25 |
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TEL | 058-249-3561 |
営業時間 | 18:00~(予約優先) ※昼(11:30~OS13:30)は予約のみ |
定休日 | 木曜(12/31〜1/4は休み) |
駐車場 | あり |
掲載した情報は2017年12月11日時点のものです。
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