農業 2016.06.25 井深農園 「情熱のあるシェフを驚かせたいんですよ」。人差し指サイズの人参、紫と白の縞模様のナス、一人前の味がする大根の花…。井深宏昭さんは母の津喜子さんと、契約レストラン向けに60~70種類の珍しい野菜を有機栽培する。一作終わると根を抜いて発酵させ、米ぬかや牛糞などと一緒に蒔いて土を作る。「一生懸命土の中の菌を育てたら、あとは種を蒔いてがんばってとお願いするだけ」。力強く味の濃い野菜の誕生だ。 2016.06.25 岡田農園 高校卒業後、循環農法を提唱する大分県の赤峰農場へ。仲間と寮で暮らし、毎日、畑に立って百姓の基本を実践で学んだ岡田拓也さん。