一度食べたらやみつき!『あんかけパスタ ハラハチブンメ』(岐阜市)

※掲載内容は2023年3月6日時点のものです。

名古屋名物「あんかけパスタ」を食べられる、岐阜市神田町の『あんかけパスタ ハラハチブンメ』。一度食べたら忘れられない、やみつきになる味が多世代から評判を呼んでいます。

 

店主がこよなく愛する、絶品あんかけパスタ

ハラハチブンメの外観・内観

店は柳ケ瀬商店街の近く。立て看板を目印に、ビルの地下へと階段を降りていきます。店内にはテーブル席が6席。一人席もあるので、どなたでも気軽に利用できそうです。サラリーマンの方が多く見られますが、学生や女性、年配の方まで幅広い世代に親しまれています。

ハラハチブンメの店主

店主は愛知県出身の原淳一さん。「岐阜の地であんかけパスタを広めて、ラーメンやカレーのような、当たり前にあるメニューとして、もっと身近な一つの選択肢にできれば」。そんな思いを胸に日々腕を振るいます。

原さんが初めてあんかけパスタを食べたのは23歳の時。数日経っても忘れられないおいしさに惹かれ、週に一度は食べるほど虜に。その後仕事の都合で岐阜県に引っ越し、あんかけパスタ屋を回りましたが好みの店には出合えなかったことから、自分で作るようになったのだそう。それを周囲に振る舞ったところ好評だったため、力試しにと店を開きました。

あんかけパスタの調理風景

あんかけパスタの要であるソースは、さまざまな店を研究して試行錯誤を重ね、誰もがおいしいと感じられるようなバランスの取れた味に。タマネギとトマトをベースに数日間かけて仕込むソースは野菜の旨みと甘み、こしょうの辛味がほどよく合わさった奥深い味わいです。

「持論ですが、あんかけパスタには3つの系統があると思っています。元祖の店でスパイシーな味付けの『ヨコイ系』、甘めのソースの『チャオ系』、マイルドな味わいが特徴の『トッポ系』。中でも『トッポ系』の、食べた瞬間はピリッとした辛さを感じるけれど、後からじわじわと旨みが広がるところが好きで、当初はその味を目指しました」と原さん。そんな違いがあるなんて、私も食べ比べてみたくなりました!

迷ったら「ミラカン」と「ポパイ」で決まり!

メニューは約20種類から選べるほか、トッピングも25種類と豊富。今回は人気の2品をご紹介します!

ハラハチブンメのミラカン
ミラカン/880円+ミートボール/150円(すべて税込)
※スープバー無料サービス付き ※テイクアウト可

あんかけパスタを食べたことがない方は、ぜひ王道の「ミラカン」から!具材は、ウインナー、ベーコン、タマネギ、ピーマン、ニンジン、トマト、マッシュルーム。野菜の旨みとこしょうが利いたソースに、ラードで揚げ戻した2.2mmの太麺がしっかりと絡みます。トッピングには店主自慢の自家製「ミートボール」がおすすめ。ふっくらジューシーで、肉の旨みがじゅわ~っと口いっぱいに広がります。これはぜひ皆さんにも試していただきたいです!

ハラハチブンメのポパイ
ポパイ/880円+目玉焼き/100円(すべて税込)
※スープバー無料サービス付き ※テイクアウト可

もう一つの定番メニューは、ホウレンソウをたっぷり使った「ポパイ」。ヘルシーなので女性にもおすすめです。「目玉焼きをのせてもおいしいですよ」とのことでしたので、トッピングを追加。黄身をくずすと、よりまろやかになるので味の変化も楽しめます!いろんな具材を組み合わせて、自分好みの一皿にカスタマイズするのも一興です。

ハラハチブンメのメニュー看板

「これからは、今までにないあんかけパスタの形を提案していきたいです」と原さん。2カ月に一度、限定メニューを考案しているそうです。原さんの飽くなき探究心から生まれる新しいあんかけパスタ。初心者から愛好家までどんな方でも一度食べたらハマるはず。他店では食べられない店主渾身の一皿をぜひご賞味ください。

 

『あんかけパスタ ハラハチブンメ』の基本情報

住所岐阜市神田町6-2 富田屋総本家ビル B1F
営業時間11:00~LO15:00、17:00〜LO21:00
※夜の営業は水・土曜のみ
定休日木・金曜
TEL050-3692-8682
Instagram@harahachibunme_ankake
Twitter@harahachibunmeA

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