アレンジが光る主役級の一杯『冷麺のお店 hachi』(岐阜市)

梅雨が明け、いよいよ本格的な夏が到来。うだるような暑さを吹き飛ばす、ひんやりグルメを求め、新入社員のさつきちゃんと一緒にランチへ行ってきました。
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〆ではなくメインで楽しむ冷麺
今回やってきたのは、美殿町商店街にある『冷麺のお店 hachi』さん。岩手県盛岡市を代表するご当地グルメ「盛岡冷麺」を独自にアレンジしたメニューが評判を呼び、昼夜問わず、連日満席でにぎわっています。
「この店を始めたのは、沖縄旅行で盛岡冷麺店を訪れたことがきっかけでした。岐阜も暑い日が増えたので、地元で専門店をやるのもいいなと思ったんです」。そう笑顔で語るのは、店主の水野弘真さん。焼肉の〆のイメージも強い冷麺ですが、一杯で満足できる“主役”として楽しんでもらえるようにと、2017年にこの店をオープンしました。
以前はおでん屋だったというこちらの建物。譲り受けた一枚板がとても気に入り、リノベーションの際にカウンターとして後付けしたんだそう。手際よく調理する様子を目の前で見ることができ、料理への期待も高まる特等席です♪
壁には鮮やかな色彩が目を引くイラストが飾られています。「女性が好む、カフェのようなかわいい空間にしたかったので、小学校の同級生だったイラストレーターの三輪夏生さんにお願いして描いてもらったんです」。具材たちが冷麺を囲む、ポップで遊び心あふれる作品に心が和みます。
魅力的なオリジナル冷麺の数々
ラインアップは、定番の「盛岡冷麺」のほかに、「ツナと大葉のおろし冷麺」、「ジャージャー冷麺」など全5種類。さらに「本日のミニ丼」もあります。それぞれに根強いファンがおり、毎回同じものを注文するお客さんもいるとのこと。そんな話を聞いたらば、優柔不断な私はしばらくメニューが書かれた黒板とにらめっこ。

悩んだ末、リピート率No.1の「豆乳冷麺」をチョイス。まず、生クリームのような濃度の豆乳を使った特製スープを飲んでみると、豆乳特有の大豆臭さは全くなく、その飲みやすさにびっくり!弾力のある麺に絡み、コク深い味わいが口いっぱいに広がります。ピリ辛豚ミンチとごまラー油も良いアクセントになって、気づけば最後の一滴まで飲み干していました。

一方、さつきちゃんは具材たっぷりの「ビビン冷麺」をオーダー。こちらは盛岡冷麺のスープにコチュジャンを加えたもので、麺の甘みとのベストバランスを求めて何度も試作を重ねたという、こだわりの一杯だそう。食べ進めていくうちにじわじわと増していく刺激的な辛さに、思わず「火を噴く辛さとはまさにこのことですね(笑)」とさつきちゃん。
そこで水野さん。「細麺だとパンチが利きすぎてしまったので、あえてタレが絡みすぎない太麺を使っているのですが、それでも辛いと感じる方は、卓上のお酢をどうぞ」。試しにかけてみると、先ほどまでの辛さが嘘のように和らぎ、一気にまろやかに。「鰹と昆布の酢」と「ニンニク酢」の2種類が用意されているので、お好みで味変を楽しむのも大ありです♪
そしてこの店の魅力の一つは、季節に合わせたオリジナルの一杯に出合えること。9月下旬には「すだち冷麺」、肌寒くなる頃には冷麺の麺で作る温かい「辛麺」を提供予定だそう。夏はもちろんですが、一年を通して訪れたくなりました。
『冷麺のお店 hachi』の基本情報
| 住所 | 岐阜市美殿町45 |
| 営業時間 | 11:30〜14:30(LO14:00)、17:30〜22:00(LO21:30) |
| 定休日 | 月曜 |
| TEL | 090-7431-0837 |
| @reimen.hachi |