neshian 山のアトリエ
ネシアン
採れたての食材を二人らしいアジア料理に
池田山の麓に建つ真新しいレストラン。鳥のさえずり、畑を飛び交う蝶の群れ、カーテンを揺らす野山の風。ここは、大野ひろみさんと本田ゆみさん姉妹が今夏オープンする『neshian 山のアトリエ』。
「二十代の頃からいつか一緒にお店ができたらいいねって話してたんです。それが形になったかな」。同じ専門学校に通っていた二人。とはいえ、ひろみさんは旅行学科、ゆみさんはホテル学科。卒業後はそれぞれの道へ進みつつも、想いは互いに温めていた。
「二十代の頃からいつか一緒にお店ができたらいいねって話してたんです。それが形になったかな」。同じ専門学校に通っていた二人。とはいえ、ひろみさんは旅行学科、ゆみさんはホテル学科。卒業後はそれぞれの道へ進みつつも、想いは互いに温めていた。
米食文化やハーブの使い方に惹かれ、ベトナム料理店で働き始めたのはひろみさん。一方、ホテルのレストランで料理や接客を学んだ後、欧州を旅したゆみさんも、同じ頃からアジア料理店に勤務。やがて、実家の離れで友人に料理を振る舞うようになり、そこにひろみさんも加わった。
平成15年のある日、知人から退任パーティーの料理を任せたいと声が掛かる。「その方から感じる料理を、とにかく一生懸命作りました」。これをきっかけに、ケータリングユニットとして活動を開始。和食やヨーロッパ料理も取り入れて幅を広げ、依頼者の思いを丁寧に料理で表現。素材を生かしつつ、スパイスやハーブをさり気なく、けれども確かな存在として使った二人の料理は、親しみやすいのに新鮮な驚きがある。その評判は広がり、今ではイベントや教室に引っ張りだこ。
「カレーにミントを入れたり、豆のスープにマサラを加えたり。スパイスの使い方は感覚的かな」とほほ笑む二人。
裏にある畑では、自家製の堆肥を使って無農薬で野菜やハーブを育て始めた。「採れたばかりの旬の食材を盛り込んで、私たちならではのアジア料理を届けていきたいな」。
裏にある畑では、自家製の堆肥を使って無農薬で野菜やハーブを育て始めた。「採れたばかりの旬の食材を盛り込んで、私たちならではのアジア料理を届けていきたいな」。
基本情報
住所 | 揖斐郡池田町般若畑171-1 |
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TEL | 0585-41-9011 |
営業時間 | 毎週木曜 一部11:00~12:30 二部13:00~14:30 |
駐車場 | あり |
URL | https://neshian.com/yama/ |
掲載した情報は2014年06月25日時点のものです。