La Place Ensoleillee
ラ・プラソンソレイェ
洋食店で25年間修業後、平成26年にこの店を構えた伊藤顕教さんが、その料理人人生の集大成だと自負する「牛ホホ肉のカシス煮込み」。カシス果汁とリキュール、赤ワインに一晩漬け込んだ牛の頬肉を、香味野菜とともに煮込み、さらに一晩寝かす。濃厚なソースを纏った肉は、口の中でとろけるほど柔らか。ココットで登場するポトフは、養老の農家から仕入れた旬の有機野菜がたっぷり。桜チップで燻した香り高い自家製ベーコンが、優しい味わいの鶏ブイヨンのスープに深みを与える。「日の当たる場所」を意味する店名通り、手間を惜しまず作られた料理が訪れる人の心を照らしてくれる。