『花と喫茶karakuru』で癒やしのカフェタイムを（各務原市）

花屋が併設されたカフェ『花と喫茶karakuru』が今年の11月にオープン。以前からInstagramの投稿をチェックしていて、この日をずっと心待ちにしていました♪

　花に囲まれたおしゃれな空間

JR那加駅と名鉄新那加駅から徒歩2分。もともと時計店として長年使われていた建物がリノベーションされ、この度おしゃれなカフェへと生まれ変わりました。店の近くには2つの公園や商店街があり、地元の皆さんはこの辺りを「那加公園エリア」と呼んでいるそうです。近頃は本屋やベーカリーなどの新しい店がだんだん増えてきていて、このエリアに注目が集まっています。

この店を営むのは高垣茜さん。東京の大手フラワーショップが運営するカフェを訪れたとき、花と緑に囲まれた空間の美しさとハーブやエディブルフラワーを使ったメニューのおいしさに衝撃を受け、「自分も花屋とカフェが融合したすてきな店を作りたい！」と開業を決意したそう。

店の扉を開けると物販スペースがあり、色とりどりの花が並んでいます。ふわっと漂う華やかな香りに思わずうっとり♡「できるだけ手入れがしやすく、長持ちする花を仕入れています。大人っぽいシックなものからポップで個性的なものまで、いろいろそろえています」。どの花もかわいくて、どれにしようか迷ってしまいますね♪

奥の喫茶スペースは、職人さんの手も借りながら古民家風にリノベーション。暖色系の照明が落ち着いた雰囲気を演出しています。

特に人気なのはこちらの2人掛けテーブル席。「古道具mokkumokku」で一目惚れしたという横長机を配置した、高垣さんもお気に入りのスペースです。ドライフラワーの壁掛けアレンジもおしゃれで、なんだかテンションが上がります！飾り方も参考になりますね。

毎日食べたい、ベーシックで優しいおやつ

欲張りな私は、3種類のスイーツとドリンクがセットになった「本日のおやつ盛りセット」を注文。この日のおやつは、いちごのチーズケーキ、プリン、ブルーベリーのチーズタルトでした。ドリンクは「ブドワビーンズ」に焙煎を依頼しているという、深煎りのブレンドコーヒーをチョイス。

「目指しているのはみんなに愛されるベーシックなおやつ。毎日食べたいと思える、優しい味わいに仕上げています」と高垣さん。果肉感たっぷりの手作りジャムを練り込んだ「いちごのチーズケーキ」は、とろけるように滑らかな口溶けと果実の甘みや酸味が楽しめます。

私のいちおしは「ブルーベリーのチーズタルト」。ブルーベリーの甘酸っぱさとチーズのコク、何層にも織り込まれたパイ生地のサクサク食感がたまりません♪おいしすぎて、あっという間にぺろりと食べてしまいました（笑）

店名の“karakuru（カラクル）”は、「come from～」の日本語訳「～から来る」をもじった言葉で、どこからか来るつながりやご縁を大切にしたいという想いが込められているそう。「先日、この店のために初めて那加公園エリアを訪れたお客さんがいて、ありがたい気持ちと同時に、店を始めて良かったなって心から思いました！これもすてきなご縁ですよね」とうれしそうに笑う高垣さん。皆さんもかわいい花に癒やされながら、おいしいスイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。

『花と喫茶karakuru』の基本情報