アジャーラー オーナー 柚木 那実さん

柚木さん

〈PROFILE〉
岐阜市出身。平成23年、羽島郡笠松町に『カフェ・アジャーラー笠松』をオープン。平成29年には羽島郡岐南町に『アジャーラー岐南』を構え、その2軒隣に『おもちかえり店ajara』を平成31年に開店した。現在、高校2年、中学3年、中学1年、小学4年、0歳の5人の女の子の子育てをしながらカフェ経営に奮闘。店を営む傍ら、マルシェなどのイベントの主宰やまちづくりのボランティアなどにも積極的に取り組む。

人に寄り添った店づくりをしていきたい。
内観
野菜たっぷりのランチをゆっくりと味わう若い夫婦、コーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しむ主婦たち。カフェ『アジャーラー岐南』のいつもの光景だ。「この店は、女性が仕事や家事、育児の息抜きができる、そんな場所にしたかったんです」。5人の女の子の母親でもある柚木那実さんは、それぞれコンセプトの異なる3つの店を夫婦で経営するカフェオーナーだ。
カウンター
「カフェを開きたい」。そんな夫の覚瑠さんの夢を全面的にサポートしようと決意したのは10年前。やると決めたら進むしかないと、生後間もない四女をおぶってイベントやバザーで手作りの惣菜を販売するなどして、開店の準備を始めた。「出店先で、ものづくりとか得意なことがあるママがたくさんいることに驚いて。でもみんな、それを発信する場がなくてくすぶっていたんです」。
そこで、平成23年にオープンした『カフェ・アジャーラー笠松』は、“頑張る人を応援する店”をコンセプトに。明るい雰囲気の店内には、知り合いの作家など約10人の作品を並べるスペースも設けた。近所のお年寄りや家族連れなど幅広い世代に親しまれて、店はいつも活気に溢れ、柚木さんも仕事に子育てにと慌ただしい日々を送っていた。
「そんなとき、ゆっくり落ち着いて過ごせる時間って、働く女性にとって大切だなって実感して」。その想いを具現化したのが、2号店の『アジャーラー岐南』だ。さらにその2年後には、「忙しい女性の家事の手助けになれば」と3号店の『おもちかえり店ajara』を開いた。
外観
柚木さんがどの店でも変わらず軸にしてきたのは、「人に寄り添った店にしたい」という想い。令和元年10月には、五女が誕生したばかりだ。「久々の出産を機に周りを見渡すと、子育て世代も時代とともに変化していると感じました。現状に慢心せず、お客様のニーズに合わせた店づくりを考え続けていきたいですね」。女性だから、母親だからこそできるカフェ経営を。その想いが、多くの人の日常にほっと安らぐ時間を届けている。

基本情報

住所 羽島郡岐南町みやまち2-91 フォルテ808
TEL 058-214-3775
営業時間 9:00~18:00(LO17:30)
定休日 火曜、第3月曜
駐車場 共同20台
掲載した情報は2019年12月11日時点のものです。

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