川島
KAWASHIMA
常に進化を続ける、心揺さぶる上質な洋菓子を。
柳ケ瀬商店街で、まちの人々に愛されていた「A.L.C.cafe(エー・エル・シー・カフェ)」。パティシエの川島祐里さんが営むこの洋菓子店が、令和2年10月、美殿町商店街の本通りに面したレトロなビル「まちでつくるビル」の1階で、店名を『川島』に改め、移転リニューアルオープンした。
“記憶に残るお菓子づくり”を大切にする川島さんは日々、美味しさを探究。洋菓子の原点である、フランスをはじめとするヨーロッパ各国にも足を運び、現地で味わったお菓子にインスパイアされながら、自分らしい洋菓子を仕上げる。そして、時代の流れに合わせて、素材や配合を変えるなど、常に進化を怠らない。
「“お菓子の上質さ”を伝えたい思い、よりシンプルにより力強い店作りを目指しました」と川島さんは話す。窓から太陽の光がたっぷり注ぐ店内は、大きな岩のカウンターが印象的だ。グレーを基調とした内装が、洗練された雰囲気を纏わせる。お菓子を選ぶ時間も特別なひとときとなる。
カウンターには、川島さんが丁寧に作る約10種類の洋菓子が並ぶ。フランスのブルターニュ地方の伝統菓子「ファーブルトン」は、クレープ生地の中にラム酒に漬け込んだプラムが入っている。発酵バターを使ったほろほろのサブレは、バター、ピスタチオ、メープル、胡桃と黒糖の4つの味が揃う。どれも、川島さんが日本や世界各国で出合い、心揺さぶられたお菓子を、時間をかけて彼女らしい味わいに昇華させたものばかりだ。
イタリアンドルチェをイメージして仕上げた滑らかなカスタードプリンは、「A.L.C.cafe」の頃からファンが多い逸品。濃厚な甘みのカスタードと、しっかり焦がしたほろ苦いキャラメルのコントラストが絶妙で、一口頬張れば虜になる。
瓶詰めされた手作りのグラノーラは、スタッフ用のまかないに作ったのが誕生のきっかけ。フランス産の胡桃やスペイン産マルコナ種のアーモンド、サルタナレーズン、カカオ豆など、厳選した素材をふんだんに詰め込む。
「忙しい日常を過ごす人に、ホッと一息ついてもらえるようなお菓子を作っていきたいです」。情熱を込めて作られた洋菓子は、おやつを食べる時間をより一層特別なものにしてくれる。
「忙しい日常を過ごす人に、ホッと一息ついてもらえるようなお菓子を作っていきたいです」。情熱を込めて作られた洋菓子は、おやつを食べる時間をより一層特別なものにしてくれる。
基本情報
住所 | 岐阜市美殿町17 まちでつくるビル1F |
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TEL | 058-265-7445 |
営業時間 | 12:00~ |
定休日 | 月・火曜 |
URL | https://kawashimayuri.com/ |
SNS |
掲載した情報は2020年10月22日時点のものです。