そのコーヒーには、彼の熱意が込められている。研究室を意味する「ラボ」になぞらえ、『珈琲螺房』と名付けられた店のカウンターで、熱っぽく持論を繰り広げながら飲み比べ用のコーヒーを次々と淹れていく長崎隆行さん。
その小さなパン屋には、客足が絶えない。棚にぎっしりと並んだ惣菜パン、デニッシュにバゲット。誰もがトレイを片手に嬉しそうな笑みをこぼし、大きな紙袋を抱えて帰っていく。
心が浮き立つカラフルな雑貨に彩られた店内。黒い壁に映えるビビッドな置物や動物のお面、遊び心のある文具、個性的な絵柄のカバンやアクセサリーたち。思わず笑みがこぼれる、楽しい『雑貨屋コルリ』の世界へ。
柳ケ瀬商店街にある「ロイヤル40」。その2階に、イラストレーターの西尾彰典さんが営む『スロメ』はある。ここでは、自由な素材に思い思いの絵柄をプリントする「シルクスクリーン印刷」が気軽に体験できる。
県下一の高さを誇る複合ビル、岐阜シティ・タワー43。地上約150m、最上階の展望室に降り立つと、大きな窓の向こうに岐阜の街が見渡せる。