友達を誘って行きたい！おしゃれなうどん屋『com』（北方町）

今回は今年5月にオープンしたうどん屋『com』をご紹介。店に込めた想いやメニューのこだわりなどを取材してきました。

洗練されたユニセックスな空間

場所は北方町。グレーを基調としたスタイリッシュな外観が特徴です。この店を営む猫宮沙紀さんは、この店を始める前から毎年香川を訪れたり、趣味でうどん作りを楽しんだりするほどうどんが大好き。「いつか自分の店を持ちたいと思い描いていました。長年の夢が叶って本当にうれしいです！」と笑顔で話してくれました。

扉を開けてまず目を引くのが、中央にある大きなカウンター。ドライフラワーが飾られていて、とってもおしゃれです♪「これは茹で上がったうどんの色をイメージして、特注で作ってもらったものなんです！店の雰囲気にも合っているのですごく気に入っています」。インテリアにもうどんが関係していたなんて驚きです（笑）

他には2人掛けと4人掛けのテーブル席があります。カフェっぽさもありながら、甘すぎないシック空間なので、性別を問わず気軽に利用できそう！

うどんが選べる平日限定のランチ

私が注文したのは、平日限定のランチメニュー「おにぎりセット」。うどんはかけ、ひやかけ、かまたまの中から1つ選べます。この日は暑くて冷たいものが食べたい気分だったので、ひやかけに。おにぎりは10種類の中からおかかと梅をチョイス。他には自家製のぬか漬けやだし巻き卵、週替わりのおかずが付いてきます。

もちもちとした食感が特徴の自家製麺は、国産小麦のきぬあかりを使用。宗田鰹の厚削りと利尻昆布をブレンドしているというだしは香り豊かで、透明な色からは想像できないほどの濃厚な旨みが感じられます。「塩や化学調味料をできるだけ使わないようにしているので、体に優しいのがポイントです。だしにはアミノ酸が入っていて美肌効果抜群なので、ぜひ最後まで飲み干してもらいたいです！」。

おにぎりにはハツシモの７分づきの米と、磯の香りが豊かな有明産ののりを使っています。カツオとゴマの香ばしさが食欲をそそる「おかか」と、はちみつの優しい甘みが溶け込んだ「梅」は、どちらもうどんのお供にぴったり！岐阜県産の野菜を使ったおかずは、素うどんにちょい足しできるものをと考えているそう。これで味変もばっちり♪

ティータイムとディナータイムも行きたくなる、魅力的なメニュー

猫宮さんに他のおすすめメニューもお聞きしたのでご紹介します。

６月から夏限定で登場したのが、すっきりとした味わいの和紅茶に無添加・砂糖不使用のドライフルーツを加えた「フルーツ和紅茶（アイス）」。イチゴやオレンジ、パインなど、果実の自然な甘みと香りに癒やされます。

『com』はディナータイムも営業中！スープが濃厚な「豆乳クリーム明太うどん」や、さっぱり食べられる「薬味たっぷり梅おろしうどん」など、昼とは違った創作うどんが味わえます。中でもおすすめなのが、まるで雲のようなメレンゲが印象的な「月見出汁とろろうどん」。

メレンゲにとろろを加えることで、よりふわふわとした食感になっています。卵黄を絡めると、さらにまろやかに◎。「捨ててしまいがちな卵白も、うちの店では余すことなく使っています」と猫宮さん。おいしい上にフードロス削減にも貢献できるなんて、何だか良いことをした気分です♪

6月中旬から「すだちおろしうどん」とディナー限定の「きしめんセット」が新しくメニューに加わったそう！食欲がなくなりがちな暑い時季は、ひんやりした冷たいうどんもいいですよね♪

『com』の基本情報