ユニークな進化系おにぎりが楽しめる『ひるのんの』（岐阜市）

最近テレビでも取り上げられていた、大きな具材が魅力のおにぎり専門店に行ってきました！

夜は居酒屋、昼はおにぎり専門店

2022年6月にオープンした『ひるのんの』は、西岐阜駅から徒歩6分の場所にあります。店主の野村雄一郎さんは約14年前からこの場所で居酒屋「のん呑」を営んでいますが、コロナの影響で夜の営業ができなくなったことをきっかけに、新たな挑戦として昼におにぎりのテイクアウトをスタート。3回の期間限定営業を経て、満を持してイートイン店舗として『ひるのんの』をオープンし、昼はおにぎり専門店、夜は居酒屋に屋号を変え営業しています。

この店の看板メニューはもちろんおにぎりですが、野村さんのアイデアが詰まった個性豊かなものばかり。ラーメンの具がのった「ラーメンマン」や甘辛チキンの「テリチキ課長」、たくさんの具材が混ぜ合わさり食べるたびに味が変わる「パルプンテ王子」など、ネーミングもユニークなおにぎりが13種類ほど用意されています。

台湾カステラも味わえるボリューム満点のランチ

そんな変わり種のおにぎりも楽しめる「選べるおにぎりランチ」がおすすめ。お好みのおにぎり１つ、自家製とりハムサラダ、味噌汁、醍醐卵だし巻きそぼろあんかけ、今日のおばんざい、漬物、さらに2種の台湾カステラが付いたボリューム満点のセットです。

どうしてもおにぎりが選びきれなかった私は、一番人気の「サケいくらちゃん」に「エビマヨ先生」も追加しました。

「サケいくらちゃん」は、ほろほろと柔らかい食感の塩鮭と、北海道産醤油漬けいくらのプチプチとした食感が見事に調和。親子の相性抜群！

そして、ぷりぷりとした食感のブラックタイガーを使用した「エビマヨ先生」は、コチュジャンマヨとブラックペッパーマヨという2種類のオリジナルマヨネーズで味付けされています。エビマヨならではの甘さの中にもさっぱりとした味わいがあり、癖になるおいしさです！

おにぎりの他にも、付け合わせの料理も絶品！特に低温調理された自家製とりハムは驚くほど柔らかく、口の中でほどけていきます。じっくりと時間をかけて調理されることで生まれるしっとりとした食感と深い旨みが堪能できました。

また、サバ節でだしをとった具だくさんの味噌汁はやっぱりおにぎりとの相性も良く、心も体も温まります♪

新しいもの好きだという野村さんが、「この辺りにはないものを始めたい」とデザートに取り入れたのは「台湾カステラ」。プレーン、チョコ、アールグレイ、抹茶、キャラメルナッツ、コーヒーの6種類があり、日替わりで2種類の味が楽しめます。原材料にもこだわっており、岐阜の醍醐卵や桑名米油、きび砂糖、無調整豆乳を使用。それにより、体に優しく、弾力のあるふわふわとしたスポンジに仕上げているそう。

今回はベーシックなプレーンと、紅茶の香り高い風味がしっかりと感じられるアールグレイをいただきました。どちらも程よい甘さで上品なおいしさでした。

大きな具材がのった進化系おにぎりと、こだわりの台湾カステラが人気の『ひるのんの』。テイクアウトもできますし、前日までの連絡でおにぎりの取り置きも可能です。店内でゆっくり味わうのも、公園でピクニック気分を楽しむのもすてきですね♪

『ひるのんの』の基本情報